岩手県立盛岡第一高等学校は、岩手県最古の学校で、現在は東北地方屈指の進学校として知られ、質実剛健・文武両道を校是に掲げています。
この学校の校歌は日本海軍の行進曲であった軍艦マーチのメロディーです。この校歌は盛岡中学のシンボルとして、在校生やOBにより誇りをもって歌い継がれてきました。
戦後GHQは、軍国主義的なもの一切を日本社会から追放しようとしていましたが、
在校生、OBを中核とした盛岡市民が団結して強く抵抗しました。
学校関係者が、“校歌の曲が軍艦マーチのメロディで何が悪い”という姿勢を断固として貫き、一歩も引かぬ構えを示したため、さすがにGHQもそれ以上は強要できず、この校歌はそのまま存続を許され、新制の盛岡一高へ受け継がれることになりました。
夏の甲子園球場に流れた『軍艦』の旋律
1968年 甲子園の第二試合で盛岡一高は四国代表に勝ちホームプレートに整列した。
いざ校歌をバックに掲揚。とたんに軍艦マーチが流れ出した。これには三万の大観衆も驚きました。
『間違いじゃないか』???
「『まさか盛岡一高が四国のチームに勝てるとは・・・』とスタンドが驚いたとたん、勇ましい軍艦マーチの旋律が鳴りひびいて、観衆は二度びっくり。『レコードを間違えたのではないか』という声も出たほどだが、これが何と盛岡一高の校歌でした
本来盛岡一高の校歌は、曲が流れません応援団の太鼓のみで、スタンドの応援団達とのアカペラでの熱唱です
戦前の日本を全否定しようとする風潮の中で、反骨の姿勢を貫き通した素晴らしさ。
甲子園で和太鼓のみのメローディーでその校歌を聴いて見たいですね
