WRカールズの朝鮮風物誌より
カールズは1884年に朝鮮に入国し、平壌、義州、江界、元山を経由してソウルに到着した。
朝鮮の女性
「身分が低い朝鮮の女たちは子供に乳を吸わせ、家の門の前をうろついたり家事をしたりしていた。長衣をつけない彼女達の顔は、天然痘を患った跡と、重労働を受けた卑賤な待遇を受けたのが歴然としていた。短く窮屈な服は、乳房を露出させており、みすぼらしく不潔な所に住む様子を見て、我々は朝鮮女性に対して好ましい感情を抱かなかった。」
進出する日本人
「我々はすぐに、日本家屋が立ち並ぶ一帯を通り抜けた。これらの日本家屋は、外国人との商売で儲けた小商人が建てたものだった。日本家屋は全て魅力的な反面、朝鮮人たちの家屋は通風装置が全くなっておらず、臭いが酷い道路の両側にちらばって建つ、草葺屋根と土塀の家だった。」
朝鮮での貿易
「極めて経済的な日本人でさえ、朝鮮で貿易することが金儲けにならないと考えるほどだ。多くの日本の貿易業者が、朝鮮での事業に失敗した。また、この地域で事業を行う西洋人は、自分達が輸入する商品に対する銀化支給や現物支給の方法が難しいと、不平を言っている。」
「朝鮮の観察使は押さえつけていた感情を吐露した。『朝鮮は酷く貧しい国です。金も製品もありません。我々は外国製品を買うだけの余裕がありません。』もちろん私は彼に朝鮮の貿易が発展させられることを願うという印象を与えた。」
「平安道の監司は、自分の国のあらゆることを非難した。大同江は運行に絶えず、鉱山も価値がなく、平壌には関心に値する物は一つもないと言った。」
「我々が義州を旅立つ日に、3ヶ月に1度開かれる市場が開かれた。(そんなに少ないの?)相当な数の人が集まっており、他の人は他の道から来る途中だった。しかし私は、市場で記念品として買っていくほどの物を見つけることが出来なかった。」
朝鮮の清潔な都市!
「ある都市が清潔だと呼ばれる権利を持つとするなら、元山こそそれに値する。日本人達の高級住宅、広い道、都市を二分して流れる河川、その前に広がる海。他の朝鮮の都市と比較してみると、元山はとてつもなく清潔に見えた。(よかったねえ、韓国人の皆さん)」