騎士道と武士道について
騎士道(きしどう、英:Chivalry)とは、中世ヨーロッパで成立した行動規範。
騎士たる者が従うべきとされたもので、決して現実の騎士の行動が常に騎士道に適っていたわけではない。むしろ(ブルフィンチなどが指摘するように)剣等の武器、鎧を独占する荘園領主などの支配層は、しばしば逆の行動、つまり裏切り、貪欲、略奪、強姦、残虐行為などを行う事を常としていた。だからこそ彼等の暴¥力を抑止するため、倫理規範、無私の勇気、優しさ、慈悲の心といったものを「騎士道」という形で生み出したとも言える。通常の騎士であれば遵守する事は難しく、騎士道に従って行動する騎士は周囲から賞賛され、騎士もそれを栄誉と考えた。
騎士に似た階級としては日本の武士が挙げられ、彼らが持っていた武士道と良く対比される。
16世紀ごろの西洋鎧と馬鎧 メトロポリタン美術館展示品
騎士が守り倣うべき「騎士の十¥戒」 (教会を守る、弱者を守るなど)がある。
PROWESS 優れた戦闘能¥力 (fighting skills)
COURAGE 勇気
HONESTY 正直さ 高潔さ (no weaseling)
LOYALTY 誠実<忠誠心> (true to your leaders and your friends)
GENEROSITY 寛大さ (open handedness)
FAITH 信念 (commitment to ideals)
COURTESY 礼儀正しさ、親切心(dignified and mannerly behavior)
FRANCHISE 崇高な行い、統率力 (noble behavior and leadership)
これらが代表¥的な美徳とされるが、それ以外にも清貧、気前のよさ 信心、弱者の保護、などがある。
また、フランスの騎士道文学の研究者レオン・ゴーティエの掲げる『十¥戒』は、以下の通り。
01.不動の信仰と教会の教えへの服従。
02.社会正義の精神的支柱であるべき”腐敗無き”教会擁護の気構¥え。
03.社会的、経済的弱者への敬意と慈愛。また、彼らと共に生き、彼らを手助けし、擁護する気構¥え。
04.自らの生活の場、糧である故国への愛国心。
05.共同体の皆と共に生き、苦楽を分かつ為、敵前からの退却の拒否。
06.我らの信仰心、良心を抑圧し、滅失しようとする異教徒に対する不屈の戦い。
07.封主に対する厳格な服従。ただし、封主に対して負う義務が神に対する義務と争わない限り。
08.真実と誓言に忠実であること。
09.惜しみなく与えること。
10.悪の力に対抗して、いついかなる時も、どんな場所でも、正義を守ること。
−軍事的栄光と勇気は、結果であって、それ自体が問題ではなく、価値ある目的の為に発揮されてこそ意味のあるものであり、そうでないものは、悪であり蛮勇である。
騎士の叙任(エドモンド・レイトン画,1901)
ちなみに、 武士道の徳目、仁、義、礼、智、信の5常 は
仁 上の立場にありながらおごらず下に居て慈愛にて善事を行うこと。木。
義 善悪を分別判断し善に従い悪を退ける順理を尊ぶこと。金。
礼 尊と卑を分別し謙虚にて上を敬い下を侮らない心。火。
智 よく物事を観察して万物の前兆を予¥知して善悪を見抜き、策略を練ること。水。
信 人を欺¥かず誠実で温厚篤実なこと。土。
最後尾は、五行との関係。
Wikipedia より引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E9%81%93
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