ギョーザ消費 宇都宮ピンチ 浜松が急追、皮1枚の日本一
(2月4日 05:00)
総務省の家計調査が3日までに発表され、宇都宮市の2009年のギョーザの年間支出金額が14年連続で日本一になったことが分かった。しかし2位の浜松市がわずか50円差で急追。宇都宮の“指定席”を脅かしている。
同調査は、県庁所在地や政令指定都市の1世帯(2人以上)当たりの品目別の支出金額などを調査しており、宇都宮市がギョーザを日本一食べる街として売り出す基になった。外食分は含まれていない。
宇都宮市の年間支出金額は4187円。2位の浜松市は4137円で、差はわずか50円。3位は鹿児島市で2762円。4位は千葉市(2675円)、5位は京都市(2662円)だった。
浜松市は同調査の対象になっていなかったが、07年4月に政令指定都市に移行。08年にいきなり2位にランクインした。この年は宇都宮市と1043円の差がついたが、わずか1年で50円差に追い上げてきた。
浜松市で、ギョーザを通した街づくりに取り組んでいる市民団体「浜松餃子学会」の斎藤公誉会長は今回の結果に「順位も大切だが、宇都宮と東西の横綱でギョーザ文化を盛り上げていければ」と意欲を見せる。
1位を死守した宇都宮餃子会の伊藤信夫会長は「浜松の猛烈な追い上げにはびっくりした。こういったライバル関係は業界にとってはいいこと。共に発展していきたい」と話している。
ギョーザの家計調査は1987年から始まり、宇都宮市は95年に静岡市に1位を譲った以外は、常に1位を守っている。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20100204/278478