日本でいう餅(mochi)と韓国のトッの概念は一部重なり合うところがあるが、かなり違うところも
あるようです。
基本的には、日本では餅は餅米(mochi-kome)から作るものを指すことが多いですが、韓国の餅は
粳米(uruchi-kome)から作るものが殆どですね。
粳米は、我々が日常食べるご飯の米です。
さて、粳米と餅米の違いは何でしょうか?
それは米のでん粉の違いです。
粳米はアミロースが15~30%、アミロペクチンが70~85%含まれるのに対し、糯米はアミロースが
ほぼ0%でアミロペクチンが100%含まれています。
その為に、糯米が粘り強くなっています。

粳米

餅米
粳米がやや透明なのに対し、糯米が乳白色をしているのがお分かりでしょう。
糯米の粘り強さがよく分かる写真をUPします。餅が伸びているのがお分かりでしょう。

日本では糯米から餅を作るのですが、この餅も地域により角餅(四角な餅)、丸餅(丸めた餅)と別れて
いるのも面白いところです。

角餅

丸餅
日本人は、正月には餅を雑煮にして食べることが多いですが、他にもいろいろな食べ方があります。
一般的には、磯辺焼き、黄な粉餅(安倍川餅)、絡み餅にして食べることが多いです。

磯辺焼き(isobe-yaki)
磯辺焼きは、餅を焼き、熱いうちに醤油をつけて海苔を巻いた極めてシンプルなものです。

黄な粉餅(kinako-mochi)・安倍川餅(abekawa-mochi)
黄な粉餅は、焼いた餅または煮た餅に砂糖を加えた黄な粉を塗して食べる餅です。
安倍川餅ともいいます。

からみ餅(karami-mochi)
からみ餅は、すりおろした大根に醤油を加えて絡ませて食べるものです。
他にもいろいろな食べ方があります。