(2).jpg)
![]()
昨日、興福寺に行きました。
通過した回数も含めると、今回は6回目くらいの訪問だろうか。
今回は五重塔の内部と、北円堂、東金堂後堂の正了知大将像が特別公開中であった。
東金堂の向い側で拝観共通権を買う。と言っても、北円堂と国宝館は別料金。
共通券の内容は、五重塔内部、東金堂及び後堂、そして国宝館の割引券w。
料金は1000円なり。
北円堂と国宝館を含めると、全部で1800円。
因みに、五重塔だけの券は存在しない。共通券を買わないと、五重塔の内部には入れないのである。
![]()
「興福寺・五重塔」、1426年頃の再建で、国宝。高さは50.8m。
まずは、五重塔から入る。結構人が並んでおり、入るのに10分少々かかった。
写真撮影は厳禁で、外で並んでいる段階でも禁止。そして木材には絶対に触れては
ならない。
ちょっと厳しすぎる。
塔は、真近くから見ると結構痛んでいた。屋根がデコボコだし、漆喰が剥がれ落ちている所もある。
柵の外からは分からなかったが・・・
初層内陣は、心柱を背に、薬師、釈迦、阿弥陀、弥勒の各三尊像が安置されている。
また、2階に上る階段がある。この塔は5階まで登れるのである。
当然、2階以上は立ち入り禁止。

「東福寺・東金堂」、1415年の再建で、国宝。
室町時代の再建だが、あえて奈良時代の様式で建てている(屋根は別)。
この建物は初めて入ったわけではないが、当日は「正了知大将像」を見るために入った。

興福寺国宝館の割引チケットも付いていたが、相変わらず馬鹿みたいに並んでいたから止めた。

自分が行った日は、中金堂の立柱式の1週間後。
2018年の落慶を目指す。
「興福寺・北円堂」、1210年頃の再建で、国宝。
北円堂の公開は、10月23日~11月7日。拝観料金は300円。
因みに南円堂は、10月17日だけ公開していた。

本尊は木造・弥勒如来坐像(国宝)で、後ろに木造の無着・世親像(国宝)が控える。
そして本尊の周りに木心乾漆造の四天王像がぐるりと配置される。

遂にこれを見た!
写真右側が国宝「木造・世親像」、左側が国宝「木造・無着像」。
1212年の完成で、運慶の指導の下に作られた。
日本肖像彫刻の最高傑作の1つ。
2m近い大きさがあるので、同じく最高傑作とされる国宝・重源上人坐像よりもはるかに立派。
昔は両方とも彩色されていた。
特に世親像の表情がいい。北円堂のパンフレットの写真も世親像だった。
彩色が剥げている現在の方が、渋みが出て良いかもしれない。
まあ、彩色バージョンを実際に見てみないと何とも言えないが・・・

国宝の「木心乾漆造・四天王立像」は平安時代初期の作品。
下半身が太くて、どっしりとした佇まい。顔もユーモラス。

遂にこれを見た!のもう1つが、9月初頭に行った金峯山寺・蔵王堂の「金剛蔵王権現像」である。
ご開帳とあってか、1月よりも随分と参拝客が多かった。
拝観料は1000円と、少し高め。
いつもは外陣の左側から靴を脱いで堂内に上がるが、今は右側から入る。
そして、入口で係りの女性のアドバイスに従い、お札に名前と願い事を書いて納めた。
外陣に上がり、3体の蔵王権現像を眺めるが、柱や仕切りが邪魔で完璧には見えない。
やはり内陣から眺めないと・・・と思っていると、先程の係りの女性が、四天王寺・五智光院に
案内係としておられた方だった。
「どこかで見たなー」と思っていた。向こうも「どこかで会ったかな」と思っていたらしいw

「金剛蔵王権現像」、1592年頃の制作で、重要文化財。
今は内陣に入れる。
が、内陣には幾つかの仕切りが作られていた。
そこに1つ1つノートが置かれ、名前と寺に対する意見などを書く。
順番待ちで、ゆっくりと拝観出来ないのが惜しいね。
上の権現像の写真はパンフレットのもの。だが、実際の権現像はこんな感じではなく、もっと肉感がある。

これの方が近いかな。
中央の像は高さが7.3mあって1番大きい。日本最大の秘仏である。
迫力はあるが、青光っているわけではなかったのが、少々残念だった。
おしまい。
