
「富田林・寺内町」、つづき
さて、再び土間に戻ってきた。
ここでお抹茶と和菓子を頂いた!400円の拝観料って、ほとんどこの料金なのか?
まあ、太っ腹だね。
食べ終わり、写真の奥の出入口を出る。
これは角屋の廊下から撮った写真だが、写真右にある出入口が、先程のそれ。
土蔵は2つあるが、そのうちの1つが展示場となっている。
土蔵の内部。2階は立ち入り禁止。

土蔵の展示コーナーは「石上露子」(1882年-1959年)の展示が中心。
本名は杉山孝で、杉山家の長女として生まれ、20歳頃から明星などに詩・短歌・小説を発表。
与謝野晶子などと並び称された。
さて、旧杉山家を出て、興正寺別院に向かう。
旧杉山家の北東には、「興正寺別院」がある(写真右)。
この仏教寺院こそ、寺内町の中核となった寺だ。
薬医門の「山門」は伏見城の門の1つを移築したもので、重要文化財。
門ががっちりと閉まっていたので拝観できないのかと思ったが、インターホンを鳴らすと
「拝観できます」とのこと。
拝観は無料。
「本堂」は1638年の再建。
興正寺別院は1560年にこの地にやって来た。富田林・寺内町は、このお寺を中心にして
形成されていった。
本堂の広い外陣。
外陣から内陣を眺める。


左右には、幕府の御用絵師・狩野秀信の筆の襖絵がある。

「仲村家住宅」は興正寺別院の南に進んだ場所にあり、旧杉山家と同じく酒造業を営んだ名家である。

興正寺別院の北側にある「杉田家住宅」は、油屋を経営していた。
それ以外にも、材木商の越井家、奥谷家、味醂を作っていたという佐藤家、
木綿屋の田守家、木口家、樽屋・油屋の杉田家、煙草屋の葛原家などが現存する。
おしまい。