さて、「上醍醐」に行く。ここからは別料金で、600円が必要。
上醍醐は午後4時には閉まるので、かなり早めに出発しなければならない。
何せ、約1時間かかるらしいから。

「女人堂」がまず登場。
とはいえ、ここはまだ下醍醐の領域。現在はこの女人堂で御朱印を受け付けている。

女人堂の隣で、600円を支払う。
いよいよ出発。1時間の登山の始まり。
醍醐寺は、山伏や修験者の聖地でもある。楽して辿り着けないが、そこに意義があるのだ。
ずっと山道が続く。写真の場所は緩やかだが、急な階段も多い。
お地蔵様ポイント。この辺が中間点。ここまで約20分弱かかった。
階段が続く場所では、写真を撮ることも忘れ、黙々と登り続けました。
そこからまた、ずっと登りが続く。
そして、最後の方で下りになる。下りが嬉しくて、写真を撮りましたw
やっとこさ上醍醐の入口に到着。40分少々かかったかな。
かなり疲れた。室生寺奥の院よりもずっとしんどかった。
上醍醐の「寺務所」。珍しい銅の桟瓦。
「清瀧宮拝殿」が上醍醐の入口の真上に見える。拝殿は1439年の再建で、国宝。
本殿は拝殿の上に建つ。
「本殿」。1939年に火災で焼失し、その後に再建されたものである。
上醍醐に入ってからも、階段が多いので疲れる。
本殿の前から、拝殿の屋根を眺める。
北側の屋根に雪が積もっていた。
本殿よりさらに高い場所。
実は、ここの右側に「准胝堂」が存在したが、2008年の火災で焼失した。
准胝堂は、上醍醐で最も古くから存在し、最も重要な建物だったという。
9世紀後半に既に建立され、同規模の礼堂も備えられ、上醍醐の様々な法会もここで行なわれていた
のである。

在りし日の「准胝堂」。御朱印もここで行なわれていた。
准胝堂の真下に存在する「醍醐水」。今も水は飲むことができる。
醍醐寺の創始者・聖宝は、寺を建てるのに適した山を探し、この山に登ってみたところ、
気に入ったので精舎を建てた。すると、横尾明神が現れて湧き出ている水を舐めて
「醍醐味なり!」と褒めたと言う。
聖宝が「この地で仏法を広め、隠遁したい」と言うと、明神は「この地をあなたに与え、私は長く
守護しよう」と言って姿を消したという。
ここがまさに、醍醐寺発祥の場所なのである。
つづく