重藤弓(全長170-180cm)
有効射程距離80m
最大射程距離400m
備考:日本の戦国時代に多く使われていた
ロングボウ(全長160-220cm)
有効射程距離150m
最大射程距離300m(500mを越えたという話もあり)
備考:使いこなすには骨格が変わるほどの鍛錬を必要としたと言われる。
連射が利き1分間に10-12本の矢が射れたと言われる。
曲射ができ後列からも射る事ができ、大規模戦闘では文字通り雨のように矢を降らせ敵を圧倒した。
クロスボウ
有効射程距離100m
最大射程距離450m
備考:機械で巻き上げるので与える事が出来る張力の限界値が他の弓と比べ圧倒的に高い。
取り扱いが容易で素人でも扱う事ができる。
1分間2本と速射力で他の弓に劣る。
曲射は出来ない事はないがロングボウ並の鍛錬が必要、基本的に直射で射る事が出来るのは前列のみ。
構造が複雑で生産に技術力が要求される。


朝鮮の役では火縄銃(最大射程500-700m、有効射程200m)に遅れを取り、真価が発揮できる篭城戦で矢が当たらず城兵がバタバタ落とされる。貫通力が生木を打ち抜くほど高かった。滑車などの部品があったらしい。取り扱いにロングボウのような骨格が変わるほどの鍛錬を必要としない。
忠州の戦いでは女真との実戦経験が豊富で数多くの軍功を上げている将軍が平野での戦いを選択。この戦いでは朝鮮軍は騎馬が戦力の主体だった。
等を参考にすると片矢は構造を簡略化し、馬上でも扱えるようにしたクロスボウの感じが強い。
朝鮮の役の篭城戦では短期間で落とされたり、落城寸前に追い込まれたりと本当に弓が強かったのかと言いたくなるような戦果が多かった。弓の形を見ると小型にした騎兵用の弓に見えるし、弓の弱点を騎兵の機動力で補う弓騎兵が朝鮮軍の主体だったのではないだろうか。
元寇では橋頭堡の確保が出来ず一ヶ月海の上で留め置かれ台風シーズンに突入。応永では少数の対馬勢のみの強襲で壊走と良いところがない。海上移動で得意とする弓騎兵が使えなかったと言うなら言えるのか?
幸州山城の戦いでは数で優る日本軍を相手に一日だけとはいえ凌ぎ切っている。晋州城の戦いでは先に野戦を挑んで壊滅した部隊+城内義兵3800+避難民、日本軍の背後を義兵1200が牽制、戦闘開始から7日の夜に2500が加わったとはいえ、それでも多数の日本軍相手に10日間凌いだ。海戦では無茶な戦闘は避けていたとはいえ日本軍を相手に戦果を上げている。
錬度に幾ら疑問符を付けても足りない義兵で成果が上がっている。日本兵と朝鮮兵の強さに隔絶した差は無いと思う。それと晋州城では弓兵を集めるのではなく銃を採用していた。朝鮮の弓は接近、離脱が前提になる弓騎用が主体だったのではないだろうか。
クロスボウも朝鮮の片矢のような短く太い矢(ボルト)が使われた。