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五十猛神(イソタケル)は、日本神話に登場する神。「イタケル」とも読まれる。『日本書紀』『先代旧事本紀』に登場する。スサノオノミコトの子。
『日本書紀』、『先代旧事本紀』の記述から、五十猛神は林業の神として信仰されている。紀伊は古来より林業の盛んな地であったので、それらの人々が信仰していた神と考えられる。また、土の船を作り海を渡ったことから、造船、航海安全、大漁の神として信仰され、商売繁盛、開運招福、悪疫退散、厄除け等の神徳もある。紀伊国(かつては「木の国」と言った)に祀られているとの記述と『先代旧事本紀』分注に「亦云 大屋彦神」とあることから、『古事記』で大穴牟遅神(オオナムジ、後の大国主)がその元に逃げ込んだ木国の大屋毘古神と同一神とされる[1]。イザナギ・イザナミの子である大屋毘古神(禍津日神と同一神とされる)とは別神であるが、同一神とされることもある。
島根県太田市五十猛町の五十猛神社

『日本書紀』 卷第一 で『ヤマタノオロチ退治が述べられている第八段第四の一書において天(『古事記』では高天原)を追放されたスサノオノミコトとともに新羅曽尸茂梨に天降り、スサノオがこの地吾居ること欲さずと言ったので、一緒に埴土船で渡って出雲斐伊川上の鳥上峯に至ったとある。五十猛神が天降る際に多くの樹木の種を持っていたが、新羅には植えずに全てを持ってきて、九州からはじめて大八洲国に植えたので、青山に被われる国となったという。
同段の第五の一書では、
スサノオノミコトが鬚髯から杉、胸毛から檜、尻毛から槇と榧、眉毛から楠など体毛を抜いて作った各種の樹木を、二柱の妹神とともに全国に植えたとある。
どちらの一書でも、今は紀伊に祀られているとしている。
なお出雲の伝説ではスサノオらの上陸地点は出雲国に近い石見国・五十猛の海岸であるといわれ、ここから出雲国へと向かったとされている。
Wiki以上
イソタケルは、製鉄の神であるスサノオノミコトに関連する植林の神である。
これは、製鉄には大量の木材燃料が必要であることに対応していると考えられる。
製鉄で大量の木材を伐採しても、ちゃんと植林して末代までのことを考えているのが、古代からの日本の文化である。