秋の健康診断で、私は潜血がでることが発覚しました。
検診の結果は文書で届くのですが、潜血の場合は最悪で大腸がんの可能性もあるので、個別にメールでも注意喚起がありました。海外出張中の私は他の検査結果を聞かずに、「おまえ、もしかしたら大腸がんかもよ」という結果だけを聞いたのです。
その海外出張の直後にマリコさんとお喋りしているとき、「先輩のいない間に検診結果が出てけっこう盛り上がったのですよ、先輩はどうでした?」という話題を彼女から振ってきました。
仕方が無いので実はという話をして、こんど検査も受けないといけないと告げたら、精々お酒の飲み過ぎで肝機能に*がつく程度の結果かと思っていたマリコさんはとても驚いていました。けっきょく職場ではマリコさんにだけ、この話をしました。
【前日】
時が過ぎて、いよいよ明日が検査だという日がきました。消化の悪いものと油っぽいものはだめだというので、朝は最後のアップルパイを食べ、昼には素うどんを食べました。帰り際、明日は休みとホワイトボードに書いていたら検診を覚えてくれたマリコさんから「がんばって」と小さく声を掛けられました。うん、がんばるよ。
帰宅後の夕食は湯豆腐を食べて過ごしました。その後に下剤を飲んだのですが、これが予想外によく効き、ほぼ一晩中悶絶することになりました。
【当日】
何も食べずに病院に行き、二時間かけて下剤を飲んではトイレに行くという地獄のような消化管洗浄が待っていました。ただ、日頃の行いが良いのか一番最後に入ったのに他の人を押しのけて二番目に検査を受けることになりました。検査用の後ろに穴の開いたパンツを穿いて、ストレッチャーに入ります。
ストレッチャーごと医師のいる部屋に連れて行かれ、そこで点滴を受けて、麻酔を入れる直前におしりを横に突き出すような格好になりました。あとはよく覚えていないのですが、看護婦さんがおしりを拭いたことと、ゼリー状の麻酔をかけてからするすると内視鏡を入れ、最後に「何もないですよ」と一言言われたことだけを覚えています。あの看護師さん、ぼくのおしりの穴を見たんだよな…

結局何もなく、自分の意外にもきれいな大腸をあらためて見せてもらってから、歩いて家に帰りました。途中においしそうなイタリアンのお店とかありましたが、お酒と脂っこいものは避けて消化の良いものをと言われたのでやめておきました。
いま文字通り消化管が空っぽだから、ここでヨーグルトとかふすまを食べると腸内環境がリセットされるかも!そう思ってヨーグルトとオールブランとマンゴーを買って、家で食べました。

健康が一番ですね。あのきれいな腸をいじめないようにしようと思いました。