
いい加減、思い込みにに基づく見解に反論するのもめんどくさくなってきたために、資料を探してみた所、伝統的村落の防災というのは重要なテーマなので普通に出てきたね。
『安東河回村における文化遺産の災害脆弱性と防災の備え』
韓国の研究者3名による防災論文。
Minsuk Kim
Wangjik Kim
Yunsang Jung
全文はこちら
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwieqc77w_rlAhXYwosBHSBDCrEQFjAAegQIAxAB&url=https://core.ac.uk/download/pdf/60534123.pdf&usg=AOvVaw0byJ9xcMojgn-QcfZWbLHc
この論文の3章2項が風水害に関する部分
これによると安東ダムの建設(1977年竣工)以降は水害による被害は報告されていない。
ということであるが、
「1605年に大洪水が起きた記録があるだけでなく、洛東江の水位観測が始まった1916年以降も1934年と1936年に大洪水が発生した。」
とあるねぇ。
普通に洪水被害が発生している件w
間がずいぶん飛んでいるけれど、この間もこの地形で水害が発生しない訳はない。
水害のリスクを読み取れないのは知識不足としか言いようがない。
まぁ、後は火災対策について触れられていたり、村落の建築様式について触れられているが、やはり防災関係の研究者は33君とは全く異なり見るべき点をキッチリ抑えているねぇ、と感心する。
で、その中で基檀について触れられており、そこには

「なお、前記したように河回村は安東ダムの建設までは洛東江から近く、洪水の危険性に瀕していたため、基檀を高くすることで洪水から木造の建物を守ろうとしたと推測できる。」
とsumatera氏と同様の見解を述べている。
日本でもよく似た様式の物はあるし。普通に考えたらそうだわな。
結びとしてはダムの完成をもって、「現在の河回村は風水害よりも火災に対して脆弱性があることが分かった」しているが、比較に上げているという事は当然リスクを切り捨てては無い。
まぁ、防災関係の知識が皆無でない限り、当然の結論だね。