【オーストラリア】バイオ燃料の新原料、マスタードに注目
3月13日8時33分配信 NNA
メルボルンの企業で、マスタードの原料となるカラシの種からバイオディーゼルを精製する研究が進んでいる。開発はまだ初期段階だが、干ばつに強いカラシの特長が注目されている。
バイオディーゼル生産を手がけるメルボルン拠点のバイオマックス。1億リットルの生産能¥力を持つ精製工場で、カノーラや牛脂、料理油の廃液を原材料にしてバイオディーゼルを生産すると同時に、油分の含有率が高い藻などの新原料の研究・開発(R&D)も行っている。
同社の研究チームがこのほど試験的に精製した原料がカラシの種だ。同社によるとカラシは、バイオディーゼルの主要原料であるカノーラと同様に原料としての適性が高い上に、カノーラよりも干ばつに対する抵抗力が強いという。
生産コストが本格的な商業生産に見合うかどうかは今後、検討するとしているが、慢性的な干ばつに見舞われている地域の新たな作物として将来、有望視される可能¥性がある。
豪州バイオ燃料協会(BAA)によると、2008年の時点で豪州には10カ所にバイオディーゼル工場があり、合計5億6,000万リットルの生産能¥力がある。ただ、実際に稼動しているのはメルボルンのバイオマックス工場を含む4カ所で、生産量も7,000万〜1億リットルにとどまっている。
豪州で現在、商業生産されているバイオディーゼルの原料は、牛脂と料理油の廃液、カノーラなど穀物由来の植物油。BAAは、マスタードの種をはじめ、クロヨナ(Pongamia Pinnata)、ワサビノキ(Moringa Oleifera)、藻などの代替原料の商業化に向けたR&Dの成果に期待している。【3月13日付NNA豪州農業ニュースより】
x^(`σ∞ ´э)э補足
カノーラ・・・カローラじゃないの。西洋アブラナなの
クロヨナ・・・今、旬のキムヨナじゃないに。http://qjy.web.infoseek.co.jp/okinawaplants/mameka/kuroyona.htm
ワサビノキ・・・山葵は木にならないの。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%93%E3%83%8E%E3%82%AD
カラシに脂もとい油が多いのは意外な気もするが・・アブラナの仲間でカラシの種を摺ると粉にならず
ペースト状になるのはω-9脂肪酸であるエルカ酸の影響らしい。
ちなみに、エルカ酸はアブラナの食用油である菜種油の主要成分でもある。
当然、不飽和脂肪酸である為、酸化されると固化する乾性油であり、油絵の具のバインダーとして使われる。・・・
さて・・・バイオディーゼルとして菜種油が有望視された昨今、その代替となりうるカラシの油をオーストラリアでは研究を進めているらしい。カラシの油の方がバイオエタノール騒動の様な投機による食品値上げのダメージが少ない様に思うが、ペイするだけの生産効率を持つのだろうか?x^(`σ∞ ´э)э疑問で。
でも藻類の方は何か知らないがちょっと気になる。今日の憂鬱な午後。
でもさ・・・乾性油じゃん・・・長期保存にゃ向かんね・・・菜種も芥子も・・・