日本人でラーメンが大好きな人ならば、「ラーメン二郎」という名前の店を聞いたことがあるでしょう。
今日はそのラーメンをご紹介しましょう。
私は本を買いに、時々古本屋街で有名な東京の神保町に行きますが、そこに「ラーメン二郎神保町店」があります。私はお昼に利用することがあります。
このラーメン店は非常に人気があるので必ず行列ができます。1時間待ちは普通です。行列の不便さをものともしない魅力がこの店にはあります。
一般に、“二郎はラーメンではなく、二郎という食べ物である”という形容句が付きます。ラーメンのイメージを打ち破った、個性の強い独特なラーメンという意味でしょう。
お世辞にも見た目は良くないし、健康に悪そうなラーメンです(実際、悪いと思います)。
まず、麺の量がすごい。メニューとしては「小」と「大」がありますが(「中」はありません)、「小」でも普通のラーメンの倍はあると言いますし、「大」を頼んだら悲惨なことになります(3~4倍!とても食べ切れません)。
また、脂分・塩分も多い。脂はスープの表面全体に浮いていて、薄く透明な層を作っています。塩分については、スープだけでなく、チャーシューや麺にも感じられるほどで、スープを飲み干さなくても、食後は必ず喉が渇きます。
総カロリーは「小」でも1500~2000kcalあると言われており、成人男子の1日の平均摂取カロリーは約2,300kcalですから、これ1杯でほとんど十分ということになります(尤も、お昼にこれを食べたら、夕飯はほとんど食べられないと思います)。
以上のように、このラーメンは高血圧症・高脂血症・糖尿病等を発症する“危険な食べ物”といえましょう。また、よく麺を噛まないと、脂とその量の多さで消化不良を起こします(帰り道のトイレの場所を事前に確認しておく必要があると言われています。私も同様の経験をしましたので、よくわかります)。
それでも、このラーメンはおいしくて、また食べたくなる。スープの醤油味と、脂の甘さ・まろやかさが絶妙なバランスで溶け合っています。麺は程々に硬く、食べ応えがあります。麺をすすると、スープと脂がコクとなって舌と鼻腔を通っていきます。この強烈な味を舌がしっかりと覚えていて、店の前でラーメンの香気を嗅ぐと、自然に足が向いてしまいます。
ラーメンのトッピング(飾りつけの食材・風味)を自分で調製できることも魅力のひとつです。
トッピングの種類としては、野菜(茹でたキャベツともやし)、ニンニク(すり下ろしたもの)、アブラ(背脂、これもすり下ろし)、カラメ(タレのこと、味を濃くするもの)の4種類です。トッピングはこれらの組合せになりますから、全部で15通りにもなります(合っているかな?)。
トッピングの注文も変わっています。店のご主人がスープ・麺・チャーシューを丼にセットした後、お客に「ニンニク、入れますか?」と聞いてきます。これはニンニクを入れるかどうかだけでなく、他のトッピングはどうしますか、という質問です(暗号みたいです)。これに対し、例えば“野菜増し、アブラ”と答えると、ニンニクなし、タレ増量なし、野菜・背脂は増量というメニューになります。ちなみに、トッピングはラーメン代(650円)に含まれており無料です(野菜増し増しと言うと、更に増量できます)。
日本には見た目が美しく、健康的なイメージの会席料理の他に、このようなジャンクフード(失礼!)もあり、選択肢が広いことに私は大変感謝しております。皆さんをメタボの世界にお連れすることに罪悪感を感じつつも、密かな喜びを見出しているisolateでした。
(おまけ)
韓国の「辛ラーメン」も好きですよ。私には酸味と辛味のバランスがちょうど良く、おいしくいただきました。
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