http://www.noradsanta.org/
サンタを追跡する理由
NORAD とその前身である中央防衛航空軍基地 (CONAD) は50 年以上に渡りサンタの飛行を追跡して来ました。
米空軍ハリー ・シャウプ大佐を偲んで、NORAD 初のサンタ追跡者1917年 9月 29日ー2009年 3月14日
この恒例行事は1955 年にコロラド・ スプリングスに拠点を置くシアーズ ・ローバック社が子供向けに「サンタへの直通電話」を開設した時に誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まりました。サンタに繋がるはずのその番号は何と CONAD の司令長官のホットラインの番号だったのです。子供達からの電話を受けた当時の司令官ハリー シャウプ大佐は、サンタが北極から南に向かった形跡がないか部下にレーダーで確認させました。そして電話をかけてきた子供達にサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことからこの伝統が生まれました。
1958 年にカナダと米国の両政府は北米航空宇宙防衛司令部、通称 NORADとして知られる両国が共同運営する北米防空組織を創設しました。そしてそれがサンタ追跡という伝統も引き継いだというわけです。

それ以来NORAD 職員とその家族や友人の献身的なボランティアによって世界中の子供達からの電話やメールへの対応が続けられています。また現在ではサンタ追跡にインターネットも利用しています。サンタの現在地を調べようとNORAD サンタ追跡ウェブサイトにアクセスする人の数は何百万人にものぼります。
そして今では世界中のメディアもサンタの飛行経路に関する信頼できる情報源として NORAD の情報を採用しています。
サンタの追跡方法

レーダー
すべては「北部警告システム」と呼ばれるNORADのレーダーシステムで始まります。これはカナダ北部からアラスカ 全域 47カ所を結ぶ、強力なレーダーシステムのことです。NORADは毎年必ずクリスマスの時期が近づいてくると、サンタ・クロースが北極を出発する様子をレーダーでしっかりと確認します。サンタが飛び立ったのをレーダーがとらえた瞬間、普段北米に向けて発射されるミサイルがないかを知らせる空中警告のために使う人工衛星と同じ衛星を使って追跡を始めます。
人工衛星
これらの人工衛星は、地上22,300マイルにある地球同期軌道(この格好いい言葉は、地球上の同じ位置にずっと静止している人工衛星という意味です)の場所に位置しています。これらの人工衛星には赤外線センサーが付いているので、熱を見ることが出来るのです。ロケットやミサイルが打ち上げられる時、大量の熱が発生します。人工衛星が探知できるほどの熱量です。ルドルフの鼻はミサイルの発射に似た赤外線反応を示します。これらの人工衛星はルドルフの明るい赤鼻を簡単に探知することができるのです。
サンタカム
3番目に使用するシステムはサンタカムです。1998年に「サンタ追跡プログラム」をインターネット上で開始した時に使用開始されました。NORADのサンタカムは、ハイテク高速デジタルカメラで、世界中のさまざまな場所に取り付けられています。NORADは1年にたった1度だけこれを使います―12月24日の日だけに。サンタがある国にやってくる1時間前にカメラのスイッチを入れ、サンタとトナカイたちの映像を撮影した後でスイッチを切ります。その映像を世界中の人々に見てもらえるように、すぐにその映像をウェブサイトにダウンロードします。サンタカムは動画と静止画像の両方を提供します 。

ジェット戦闘機
最後に使うシステムはNORADのジェット戦闘機です。カナダ側のNORAD戦闘機パイロットは、CF-18機を操縦しながらニューファンドランドを飛び立ち、北米を訪れる サンタを歓迎します。そして、カナダのさまざまな場所で、CF-18機のパイロットたちがサンタをエスコートしていきます。アメリカでは、アメリカ側のNORAD戦闘機パイロットたちがF-15、F-16およびF-22を操縦しながら、サンタとトナカイたちとのスリル満点の飛行を楽しみます。それらのトナカイとは:ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェン、そしてルドルフです。サンタはジェット戦闘機よりも早く飛びますが(サンタは実際、我々が彼をエスコート出来るようにスピードを落としてくれるのです)、これらすべてのシステムによって、NORADはさまざまな場所を訪れるサンタの映像を継続的にとらえることができるのです。