「きぼう」の全天X線監視装置、世界最速で全天X線画像を取得
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と理化学研究所は11月26日、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に
設置された「全天X線監視装置(MAXI)」を使って、これまでの全天X線観測の中で最も短期間で、
全天X線画像を取得したと発表した。
このような全天カラー画像を、わずか2ヶ月余りで取得できたのは世界で初めてで、アメリカのHEAO衛星による
X線全天画像以来、実に30年ぶりのことだという。
この画像は2009年8月15日から10月29日まで、MAXIのガススリットカメラ(GSC)によって撮影されたもの。
約180個のX線天体が目視で確認でき、赤い天体は低エネルギー、青い天体は高エネルギーのX線を放射して
いる天体となっている。
また、MAXIが観測を開始してから、これまでに急に増光した天体5個については、国際的なネットワークを通じ、
世界各地の天文台などに速報が送られている。
MAXIは7月16日にスペースシャトル・エンデバー(STS--127)によって打ち上げられ、7月24日に若田光一宇宙
飛行士らによるロボットアーム操作で、「きぼう」船外実験プラットフォームに取り付けられた。
sorae.jp
http://www.sorae.jp/031001/3457.html

MAXIのガススリットカメラによる全天X線画像
楕円の中心を銀河系中心にして、これを通る横軸が天の川となる「銀河座標」

主要なX線天体とMAXIが検出した増光天体