
旧海軍の戦艦「大和」(全長263メートル)の引き揚げを目指し、呉商工会議所などが設立した「戦艦大和引き揚げ準備委員会」(委員長・奥原征一郎呉商工会議所会頭)は19日、引き揚げ資金収集のための基金を4月を目標に開設するなどの計画をまとめた。計画を基に経済界などから賛同者を募り、事業主体となる運営委員会の発足を目指す。
事業名は「『大和』引揚げ・保存・公開事業」(仮称)。基金の設置期間は3年間で、全国から寄付を募り、引き揚げを実施、展示・公開する。展示は主砲塔や装甲鈑(ばん)、スクリューなどを検討する。
委員会では「引き揚げなどの費用は20億円前後に抑えるべき」「独自の技術で作られた主砲と装甲鈑のどちらかを引き揚げれば、大和を引き揚げたことになる」などの意見も出た。
奥原委員長は「経済界の有志らと協議し、運営委員会のメンバーをそろえたい」と話していた。
(2010年1月20日 読売新聞)海中に沈む戦艦「大和」、引き揚げ基金開設…準備委4月に
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100120-OYO1T00427.htm?from=top