Stewieさんへ 私の知る限りでは動画はないようです。中SAM(03式中距離地対空誘導弾)は2000年のものなので動画サイトもありませんでしたし。
今回韓国が開発したのはロシアのs-400の技術提供の9M96Eミサイルですね。9M96Eが重量333kg、9M96E2が重量420kgのミサイルで、パトリオットPAC3の重量315kgに近いです。ただしPAC3とは異なり、直撃方式では無く爆風破砕弾頭式でしょう。ロシア側の発表したデータ上では9M96Eが射程40kmとなっていますね。03式中距離地対空誘導弾は世界最新鋭の対空防衛兵器でありミサイル重量約600kg(wikiでは570kg)、射程は50km~150kmになります。ただ正確な公式な情報ではないですね。03式は、全周方向対処能力や多目標同時対処能力等はペトリオットより優れているとされているが,あくまで対航空機、対対地ミサイル用誘導弾なので弾道ミサイル迎撃能力があるかは不明です。レーダーはアクティブフェーズドアレイレーダーであり標的捜索のほか、目標の追尾および射撃管制も行います。また、高度なECCM(対電子妨害対処)能力と多目標同時対処能力を持ち、空対地ミサイルや巡航ミサイルによる遠距離攻撃に対処する能力も有しています。E-767早期警戒機、イージス艦や2011年から配備が始まる対空戦闘指揮統制システム等とのデータリンクによる戦闘能力の向上もあります。また、03式中距離地対空誘導弾(改)で射程距離を延伸することによってペトリオットを凌ぐ弾道ミサイル迎撃手段となる可能性が十分にあり、これをペトリオットの後継とする計画もあるというが公式に発表されている03式中距離地対空誘導弾(改)の開発計画では、弾道ミサイルへの対処能力については言及されていません。
また、陸上自衛隊ではXRIM-4を採用するとの話が出ています。XRIM-4はラムジェットエンジンの一種の「ダクテッドロケットエンジン」というものです。日本では1992年に三菱重工が実施、技術研究本部で、2000年(平成12年)度から2007年(平成19年)度まで、川崎重工を主契約者として、AAM-4をダクテッドロケットエンジンに代替し、射程延長等の能力向上を図った「ダクテッドロケット飛しょう体の研究」http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/results/20/jigo/sankou/07.pdf
が行われました。しかし対空兵器としてみると、ダクテッドロケットエンジンは通常のロケットエンジンに比べて不利な点があります。急激な機動を行ってエアインテークからの空気流入量が減った場合はエンジン出力が落ちますし、固体燃料の燃焼が終了すると、エアインテークの空気抵抗により速度が急激に落ちる為、滑空による有効射程の延長を行えず、この時点で目標に追従する機動性も確保できなくなります。対地巡航ミサイルや対艦ミサイルならば滑空による射程延長は最初から行わないので問題になりませんが、対空ミサイルの場合は重要な要素で、これを解決する方法が模索されました。
そうだ、空気抵抗となるエアインテークをエンジンごとゴッソリ捨てちゃえばいいのだと。
「誘導飛しょう体において、ダクテッドロケットの燃料消費後にダクテッドエンジンを機体から分離し、空気抵抗が小さい状態すなわち飛しょう体の運動性能が向上された状態で、飛しょう体をターゲットに接近到達させることにより撃破確率を向上させた。また空気抵抗の削減により更なる長射程化を可能とし、母機の安全性を向上させた。」by三菱重工
また、JAXAが「エジェクタロケットエンジン」という技術を開発中ですね。ラム圧による空気圧縮だけでなく、ロケット噴射によるエジェクタ効果を用いた、空気取り入れの効率化とエジェクタロケットは離陸から超音速までの作動状態。その後の速度増加にあわせてラムジェット、スクラムジェットと作動状態を切替える。つまりスペースプレーンのエンジンですね。http://www.jaxa.jp/press/2009/02/20090218_camui_j.html
今年のノーベル賞を受賞した北海道大学も協力しています。2016年ごろに出てきますね。
