ステルス機、15年後に200機
中国が開発を進める、レーダーに映りにくいステルス性能を備えた戦闘機について、アメリカのゲーツ国防長官は、15年後には中国がこうした戦闘機を200機保有するという見通しを示しました。
ゲーツ国防長官は17日、議会上院・軍事委員会の公聴会で証言しました。この中でゲーツ長官は、中国が開発を進める、レーダーに映りにくいステルス性能を備えた戦闘機について「2020年には50機、2025年には200機保有するとみられる」と述べ、初めて具体的な数の見通しを示しましたが、公聴会では算出の根拠に触れたくないとして、詳細は明らかにしませんでした。そのうえでゲーツ長官は、アメリカが「2025年には1500機のステルス戦闘機を保有している」と述べ、中国がこうした戦闘機の開発を進めても、今後20年間はアメリカの空軍力の優位は変わらないという見通しを示しました。一方、この日、ワシントンで記者会見したアメリカ太平洋軍のトップ、ウィラード司令官は、中国の弾道ミサイルについて「性能が年々向上して射程が長くなっており、この地域の脅威になりかねない」と述べ、中国はアメリカや周辺国に軍備増強の目的をしっかりと説明すべきだという考えを示しました。アメリカは、台湾への武器売却を巡って中断していた中国との軍事交流を先月再開させたばかりで、今後、軍事交流を通して双方の信頼醸成を進め、中国側に軍の透明性を高めるよう働きかけていく方針です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110218/t10014139091000.html
