米F35、開発コスト10年で倍増 「負担できない」と米国防総省
米軍の主力戦闘機として開発中の次世代戦闘機「F35」について、米国防総省のアシュトン・カーター国防次官(調達・技術・兵たん担当)は19日、開発費が「高額になりすぎて負担しきれない」として、計画の見直しが必要だと指摘した。
国防総省では計2443機の導入を計画しているが、カーター国防次官によると、約10年間の開発期間を経て、1機あたりの開発費は倍増したという。
国防総省の担当者によれば現在、開発総額は3850億ドル(約31兆円)に達し、1機あたり不変価値で1億300万ドル(約84億円)にまで膨らんでいる。
ジョン・マケイン上院議員(共和党)は、当初の1機あたり開発費が6900万ドル(約56億円)だった点を指摘。現在の開発コストは「非常に厄介だ」と述べ、財政状況を考慮すれば現状の開発計画を継続するべきではないとの見方を示した。
http://www.afpbb.com/article/politics/2801376/7239589
F35開発遅延、日本の選定に影響=17年春に運用試験評価 - 米国防総省
米国防総省のギルモア局長(運用試験・評価担当)は19日の上院軍事委員会の公聴会で、開発中の第5世代戦闘機F35の初期運用試験・評価の開始は2017年春になるとの見通しを示した。F35は日本の次期主力戦闘機(FX)の有力候補だが、防衛省は16年度にFXの調達を開始する方針で、開発の遅れは選考に影響を与える可能性が高い。
空軍は当初、16年からの配備を目指していた。国防総省によると、機体に搭載するコンピューターソフトウエア「ブロック3」の開発遅延が調達に影響を与えている。ブロック3搭載機の試験は15年から開始され、搭載機が完成するのは16年8月の予定。
F35の平均単価は当初の8000万ドル(約65億円)から1億1300万ドル(約92億円)に上昇。同省は最新鋭ステルス戦闘機F22よりも維持費は安いとしている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011052000128
次期戦闘機、F35絶望的に 開発間に合わず米国防総省は19日、日本の次期主力戦闘機の有力候補である次世代ステルス戦闘機F35について、開発の最終段階となる運用試験が2017年春に始まるとの見通しを明らかにした。日本政府が要求する同年3月までの完成機納入は絶望的な状況となり、F35は機種選定から外れる可能性が濃厚となった。
同省で主力装備の評価に関してゲーツ国防長官の相談役を務めるマイケル・ギルモア氏が上院軍事委員会で証言した。
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052001000200.html