
戦場では、次々と負傷する兵士に対し、安全で的確な処置が必要とされる。特に大量出血は命の危険性を脅かすものであり、早急な手当が必要とされる。そんな現場のニーズに対応すべく作り出されたというのが、負傷兵ダミー人形「T.O.M. Man」である。
ソース:Tactical Operations Manikin - Soldier Systems
T.O.M.は(Tactical Operations Manikin:戦術的オペレーションマネキン)の略で、
特に戦場で症例の多い外傷、火傷、裂傷、切断、大量出血をシミュレーションできる革新的で戦術的なトレーニングマネキンなのだそうだ。
負傷兵マネキンの重さは58~68キロで、実際の人間と同じくらいの重さ。本物の負傷兵を扱うようにこのマネキンを抱えながら戦場を歩いたり、上空からパラシュートで負傷兵を運ぶというトレーニングをすることもできる。


この人形を開発した、ITTS社は元米空軍らによって創立された会社で、Techline社の技術提携の元、様々なカスタマイズが可能なT.O.M. Manを世に送り出した。これにより現場での衛生兵の技術向上が見込まれ、より多くの兵の命を救いだすことが目的とされている。
【Tactical Operations Manikin (T.O.M. Man)】
