日本企業、海外企業のM&A過去最多に
TBS系(JNN) 1月8日(火)21時11分配信
2012年の日本企業による海外企業の合併や買収、いわゆるM&Aの件数が、22年ぶりに過去最多を更新しました。M&A助言会社のレコフによりますと、2012年の日本企業による海外企業のM&Aは515件で、これまで最も多かったバブル期の1990年を抜き、過去最多となりました。金額ベースでは7兆3389億円となっています。中でも、北米企業に対するM&Aの金額は4兆1654億円と、こちらも過去最高を更新しました。少子高齢化などにより国内市場の成長が止まったことや、1ドル=80円前後だった歴史的な円高水準が、こうした動きを後押ししました。商社や金融機関による大型買収が目立ったほか、ソフトバンクによるアメリカの携帯電話3位、スプリント・ネクステルの買収などが注目されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130108-00000053-jnn-bus_all
2012年の日本企業の海外M&Aが過去最高に
産経新聞 1月9日(水)16時51分配信
2012年の日本企業による海外企業のM&A(合併・買収)が前年比13.2%増の515件に達し、22年ぶりに過去最高を更新した。これまでは1990年の463件が最高だった。超円高や国内景気の低迷を背景に、M&Aを通じて海外事業の拡大を図る企業が大幅に増加した。
M&Aの助言を行うレコフが12年に発表されたM&Aの件数と金額を集計した。それによると、日本企業の海外M&Aは、金額も円で換算したため目減りした面があるにもかかわらず、14.9%増の7兆3389億円となり、06年、08年に次いで多かった。経済の先行きが不透明な中、企業が現預金などの手元資金を増やしてきたことも増加の要因とみられる。
対象地域別では、北米が90.8%増の4兆1654億円で過去最高を記録。ソフトバンクが昨年10月、米大手携帯電話会社、スプリント・ネクステルの買収を発表したことが大きく押し上げた。
一方、中国は沖縄県・尖閣諸島を巡る関係悪化が影響し、秋以降に失速。件数は3件多い46件と微増にとどまった。これに対し、インドネシアが20件に倍増するなど東南アジア諸国は軒並み増加し、中国リスクの分散ともとれる動きが目立った。足下の円ドル相場は円安に振れているが、海外進出への意欲は強く、13年の件数はさらに過去最高を更新する見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130109-00000534-san-bus_all
1年間で日本企業はM&Aに韓国の国家予算の半分を使っている計算になりますね。
海外進出企業に出資枠 2000億円で創設
毎日新聞 1月7日(月)11時19分配信
財務省は7日、企業の海外進出を支援するため、2000億円の出資枠を創設する方針を明らかにした。月内に決める12年度補正予算案に、政府の出資金約700億円を盛り込む。日本経済の成長力強化を図ると同時に、海外投資する際の企業による円売り・外貨買いを増やすことで、円安への誘導効果も見込む。
出資枠は、100%政府出資の政府系金融、国際協力銀行(JBIC)が「海外展開支援出資ファシリティ」として創設する。日本企業が海外企業をM&A(合併・買収)したり、海外投資をしたりする際に、その企業に出資することで、こうした動きを後押しする。日本企業の海外進出を支援するファンドのほか、中堅・中小企業なども対象にする方針だ。安倍政権は、企業活動の支援を通じて日本経済を上向かせる考えで、こうした動きの一環となる。
財務省は、JBICからの出資をテコに企業が海外進出を積極化すれば、出資とは別に民間金融機関からお金を借りて資金調達する動きも広がると見込んでいる。海外企業買収にはドルなどの外貨が必要になるため、円売り・外貨買いが強まり、円高抑制にもつながると期待している。
政府はこれまでも、外貨準備を活用して海外進出企業に融資する「円高対応緊急ファシリティ」を実施してきた。今回は、企業がお金を長期的に使えるように、融資ではなく出資の形で支援し、海外展開に踏み切りやすくする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00000020-mai-bus_all
韓国の企業が増やしすぎた系列会社を手放すのとは逆ですね。
最近気になるのが建機業界。特に最近統合が激しいのが鉱山部門ですね。
近年Terexが鉱山部門を10年2月にBucyrusに売却し、キャタピラー(ティッカー:CAT)がビュサイラス(ティッカー:Bucyrus)を買収すると発表しました。ビュライラスのライバルであるジョイ・グローバル(ティッカー:JOYG)の株価が急騰しています。市場の連想としては(キャタピラーがビュサイラスを盗る以上、コマツは防衛的な見地からジョイ・グローバルを盗る以外にない)という論法です。
まあ、コマツは見送るかもしれないと言ってますがね。ただこのように発言してます。
3年以内に買収成果出す
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVGVJS1A1I4H01.html
ただコマツは昨年11月のブルームバーグ・ニュースのインタビューで、欧米の部品メーカーなどの買収を検討中であることを明らかにし、特に高度な通信技術などをもつ企業に関心を示す一方、10から20年後を視野に、地下掘り分野にも買収や自社開発を通じて参入したい考えを示していた。地下採鉱機器製造を手掛ける企業はジョイのほかに、スウェーデンのアトラスコプコやドイツのリープヘルなどがある。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6VYQ06TTDS001.html
部品会社は多分MAG社のことですね。まだ結果は出てきてません。
上記のような巨大建機を作る会社は限られており、米国のCAT、日本のコマツ、日本の日立、ドイツのリーヘルがほとんどです。コマツの買収案の記事に出て来たAtlas Copcoは世界最大の産業機械企業グループで買収はないと思われます。ドイツのLiebherr Groupはクレーン世界一のドイツの建設機械メーカーを母体とした企業グループです。こちらも同族経営が主体で買収はないでしょう。どちらも35000人の社員を抱える大企業です。
三一重工ですが、かなりやばくなってるようです。無茶苦茶をやりだしました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121117-00011698-toyo-bus_all
さて日立もコマツを猛追しています。
日立グループの強みを生かし、コマツと肩を並べたい
http://toyokeizai.net/articles/-/9045
Liebherr Group買収なら圧倒的に日立のほうが相性いいと思いますけどね。まあないでしょうけど。
財政健全化遅れに懸念 大型経済対策で
時事通信 1月9日(水)22時21分配信
9日の経済財政諮問会議で、複数の民間議員から、大型経済対策で財政健全化が遅れるのではないか、との懸念が表明された。甘利明経済再生担当相が会議終了後の記者会見で明らかにした。政府は11日、公共事業を中心に総事業費20兆円超の緊急経済対策を決定する。財源確保のため5.2兆円の国債を追加発行する方針だ。
これに関連し、民間議員の1人が会議の席上、「経済対策がばらまきに終わると、市場の期待を裏切る」と発言。別の民間議員も「財政規律へ疑念を呼ぶ。財政健全化プログラムが同時に必要だ」と訴えた。
これに対し、麻生太郎副総理兼財務・金融相は「2013年度予算編成から(財政再建への取り組みを)やっていきたい」と表明。また、甘利氏は会見で、6月に策定する骨太の方針に、財政健全化について「短期は柔軟に、中長期ではしっかり(取り組む)との表現が入る」との考えを示し、懸念払拭(ふっしょく)に努めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130109-00000152-jij-pol
国内の建機事業は拡大しそうです。東京オリンピックが決まったらさらに上がるでしょうね。