
MRJ、月産10機目指す…部品製造拠点増やす
愛知県内の製造拠点に加え、神戸造船所(神戸市)や松阪工場(三重県)でも部品を製造する。
生産能力を引き上げ、航空会社に早期に納入できる体制をアピールする狙いだ。
部品は、愛知県営名古屋空港の隣に2016年前半に建設する新工場に運び、組み立てる。
当初は2か月に1機程度の生産ペースだが、月産10機まで引き上げたい考えだ。
これまで同社の航空機製造の中核を担ってきた愛知県の工場が、米ボーイング社の中型旅客機「787」の増産などでフル操業となっており、愛知県外でもMRJ向け部品を製造して対応する。
MRJ試作機の試験飛行は15年4~6月に名古屋空港で始める。
量産開始後は、北九州空港(北九州市)の使用も予定している。
MRJの開発スケジュールは3度延期され、全日本空輸への初号機納入は17年4~6月となっている。航空会社3社から合計325機を受注しているが、開発の遅れで海外の航空会社などへの営業は苦戦している。
MRJの開発、営業を担当する三菱航空機(名古屋市)は現在、100社以上の航空会社などと商談を続けている。しかし、ここ1年半は正式な契約がない。
これからMRJを購入しようとする航空会社へは「納入の時期が不透明」(関係者)なためだ。
各国の航空会社は老朽化した旅客機の買い替えを進めており、MRJ陣営は需要の取りこぼしを防ぎたい考えだ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140212-OYT1T01235.htm?from=ylist
三菱重工業は、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の量産に向けた拠点展開構想をまとめました。
フライト関連(飛行試験、駐機等)は、名古屋空港(愛知県豊山町)とサブ拠点として北九州空港(福岡県北九州市)の活用を検討しています。
生産拠点は、中部地区を中心に名古屋空港に隣接する新工場を建設する他、当社工場を活用することとし、大江工場(愛知県名古屋市)、飛島工場(愛知県飛
島村)、岩塚工場(愛知県名古屋市)、松阪工場(三重県松阪市)、神戸地区の神戸造船所(兵庫県神戸市)での生産展開を計画しています。
以下が生産構想の概要です。
1. 最終組立
名古屋空港周辺で最終組立等を行うこととし、新工場を建設する空港隣接地の取得を希望しています。
2. コンポーネント組立
胴体、主翼の組立は、大江工場および飛島工場で実施し、尾翼の組立は松阪工場を計画しています。
3. 部品製造
・中大物部品の製造については、大江工場で実施します。
・小物部品については、松阪工場でパートナーによる産業クラスターの展開を計画しています。また、岩塚工場の設備も活用します。
・主翼は神戸造船所で旧造船エリア等を一貫製造ラインに再構築します。
本構想の具体化については、三菱航空機、サプライヤーとの緊密な連携の下、国・地域の支援も頂きながら、着実に推進していきます。
MRJは三菱航空機が開発する70~90席クラスの次世代民間旅客機です。大幅な燃費性能向上と騒音・排出ガスの削減を実現し、高い運航経済性と 環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献します。また、これまでのリージョナルジェット機にはない快適な客室空間を提供します。 現在の受注機数は325機(うち確定165機)で、2015年第2四半期の初飛行、2017年第2四半期の初号機納入を予定。

画像を拡大:MRJ量産拠点展開の概要(PDF/284KB)![]()

http://www.mhi.co.jp/news/story/1402125495.html
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