<狂犬病>ウイルス破壊のスーパー酵素 大分大、治療に光
毎日新聞 2月28日(火)1時33分配信
大分大は27日、狂犬病ウイルスを破壊する「スーパー抗体酵素」の開発に成功したと発表した。同大によると、人から取り出した抗体を持つ遺伝子を使ったケースは世界初で、昨年12月に米国の生命科学専門誌「FASEBジャーナル」電子版に掲載された。狂犬病に有効な治療法はないが、人への応用が可能になれば、狂犬病が不治の病でなくなる可能性があるという。工学部の宇田泰三教授(生物工学)らによるマウスを使った共同研究。同大によると、スーパー抗体酵素は特定のウイルスや細菌を狙い撃ちして無害化する酵素で、宇田教授が98年に発見した。
今回の研究では、狂犬病ワクチンを接種した人の白血球から、抗体を持つ遺伝子を取り出し、遺伝子を分離するなどして5年間かけて狂犬病ウイルスだけを破壊するスーパー抗体酵素の製作に成功した。この酵素を狂犬病ウイルスに感染した10匹のマウスに接種したところ、5匹が世界基準である14日間の生存を果たした。
人への応用には今後5~10年かかるとみられるが、投与可能な抗体酵素の医薬品が開発されれば、致死率がほぼ100%とされる狂犬病の治療や予防につながる。また今後、この技術をがん細胞やインフルエンザウイルスに応用することも目指すという。
宇田教授によると、狂犬病による死者は発展途上国を中心に年間5万~6万人。「できるだけ早く抗体酵素の医薬品を作り、狂犬病の治療方法を確立したい」と話している。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120228-00000005-mai-soci キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!