ソニーが断トツで1位となりました。ソニーは出願件数でも1位ですが、注目度の高い特許を多く保有しており、2位以下を大きく引き離しました。同社に次いで2位がフランス国立科学研究センター(CNRS)、3位がTDK
リン酸鉄系リチウムイオン2次電池は、特に熱安定性に優れていることから電気自動車(EV)用途に向いていると言われます。この技術分野で圧倒的な総合力を持つソニーはEV用リチウムイオン2次電池への参入を表明しているものの、他の大手電池メーカーとは異なり自動車メーカーとの提携は発表していません。しかし、ソニーと同様に国内自動車メーカーと提携関係がなかった東芝が三菱自動車のEV用にリチウムイオン電池を供給するニュースがあったように、今後自動車メーカーに対して複数の電池メーカーによる供給が増えると、リン酸鉄系リチウムイオン2次電池に強みを持つソニーの存在感が大きくなっていく可能性があります。
リン酸鉄系リチウムイオン2次電池の技術分野における、出願件数の年推移、出願件数ランキング、審査ステータス分類、パテントスコア分布、競合状況を可視化する「権利者スコアマップ」、パテントスコア上位10件の特許リスト、経過情報から見た主要企業比較、審査官引用情報から見た主要企業の対競合影響度、発明者分析
ソニーは、オリビン型リン酸鉄リチウムを正極材料に用い、10年以上の長寿命、高い安全性能、急速充電性能、そして高い拡張性という特長を持つオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池の蓄電モジュールを量産し、2011年4月下旬より出荷を開始します。昨年6月のサンプル出荷開始後、さまざまな用途における実証実験を行い、このたび量産出荷に至りました。

本製品は、1.2kWhの容量を持つ蓄電モジュールで、このモジュールを多直多並列接続することで、高電圧・高容量化への拡張が容易となり、制御機器を併用することで、データサーバー用や携帯電話の無線基地局用のバックアップ電源、また住宅用蓄電システムなどの各種定置型電源用途として、多様なシーンでの使用が可能となります。
また、内部に搭載されるオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池の技術により本製品への急速充電や高出力対応が可能となり、電気自動車用の充電ステーションなどの用途にも対応が可能です。
本製品は、集合住宅やオフィス、学校などに向けて電源システムを組むシステムインテグレーターや、業務用の電源装置を設置する業者などの顧客を想定しています。
ソニーでは、需要が高まる蓄電ビジネスをリチウムイオン二次電池ビジネスの新たな柱と位置付けており、今回の1.2kWhの蓄電モジュールでは、初年度30,000台の販売を目指します。
【蓄電モジュールの主な特長】
1. 「長寿命」
10年以上※1の使用が可能なほか、長く繰り返し使用できることで環境負荷も低減
2. 「高い安全性能」
熱安定性や保存特性に優れたオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池を採用したほか、
蓄電モジュール内の異常を検知する自己診断機能を搭載
3. 「急速充電性能」
1時間で90%以上の充電が可能
4. 「高い拡張性」
モジュール同士の直列や並列の複数接続が容易で、用途にあわせて電圧や容量のカスタマイズが可能
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201104/11-053/
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