「脱北者の葬式」 米の中国大使館前でデモ
米ワシントンの中国大使館前で1日、中国政府による北朝鮮脱出住民(脱北者)の強制送還に抗議するデモが行われた。米国の人権団体の北朝鮮自由連合や韓国自由連盟、宗教団体の会員らが参加した。
参加者らは北朝鮮に送還された脱北者の運命を「葬式」に見立てたパフォーマンスを行い、道行く人の注目を集めた。
覆面をさせられた2人の参加者を中国公安当局の扮装(ふんそう)をした1人が引き回し、「中国の北朝鮮送還政策により殺害された北朝鮮人」と書かれた模造のひつぎを掲げて行進した。
参加者らは「強制送還を中断せよ」「中国が脱北者を殺している」と声を上げた。
万一の事態に備えて警察が出動したものの、中国大使館側の制止や衝突はなく、デモは終了した。
参加した北朝鮮自由連合のスーザン・ソルティ代表は聯合ニュースの取材に対し、「北朝鮮の新しい独裁者は、脱北した場合(家族の)3世代まで処刑すると公言するなど最悪の状況」と指摘。国際社会は中国政府の強制送還に抗議するよう訴えた。
一方、米議会の上下両院や中国に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)は5日、中国の脱北者強制送還に関連する聴聞会を開催する。
聯合ニュース 3月2日(金)16時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120302-00000027-yonh-kr