『韓国史市民講座』創刊25年で幕
80年代の民衆史観に対抗
1980年代以降、韓国史が一般国民に広く親しまれる上で大きく貢献した、年2回発行の雑誌『韓国史市民講座』が、創刊から25年にして、第50号で廃刊されることになった。
1987年8月に第1号を発行した同誌は、独立後の韓国史学者の第1世代に属する故イ・ギベク元西江大教授が主導し、柳永益(ユ・ヨンイク)延世大教授、閔賢九(ミン・ヒョング)高麗大教授、李基東(イ・ギドン)東国大教授、イ・テジン・ソウル大教授、洪承基(ホン・スンギ)西江大教授の5人と共同で、当時学界で流行していた「民衆史観」に対抗し「合理的かつ科学的な研究」を志向した。印刷は出版社「一潮閣」が引き受けた。創刊の辞では「研究室と市民をつなぐひもが必要だ。(中略)韓国史の真理を守る番人の役割を果たしていくことを望む」とつづった。
創刊号と第2号はそれぞれ1万部以上の売り上げを記録し、人々の関心を集めたが、最近は販売部数が減り続けていた。イ・テジン教授は「編集委員たちも高齢化した上、無理して発行を続けることで、これまで守ってきた基本原則を破ってしまうことが懸念されるため、残念ながら廃刊とすることで意見が一致した。40-50代の後輩たちが、新しい歴史教養雑誌を作ってくれることを望む」と話した。
28日に配布された最終号の特集は「大韓民国を作り上げた人たち」だ。2008年、建国60周年に合わせて発行した第43号「大韓民国を建国した人たち」の続編で最後を飾ることになった。
全炳根(チョン・ビョングン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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