旧暦の正月を前に、韓国の軍事境界線付近から北朝鮮に向かって「あるモノ」が風船につけて飛ばされました。南北分断の悲劇を描いた映画にも登場したあの「お菓子」です。
20日、韓国の脱北者団体が軍事境界線付近から北朝鮮に向けて体制批判のビラなどとともに飛ばしたもの・・・。それは、根強い人気を誇るお菓子「チョコパイ」です。南北分断の悲劇を描いた韓国の映画「JSA」。この中でチョコパイは韓国の豊かさの象徴として登場しました。
南北経済協力事業が行われている北朝鮮のケソン工業団地では、韓国企業から北朝鮮の労働者に配られるおやつとして大人気です。韓国政府関係者によると、北朝鮮側は労働者が持ち帰って密売することを恐れ、現金での支給を求めたこともあったそうです。
「チョコパイはビラとは異なり、発見した人は食べたり売ったりすることはあっても、少なくとも捨てません」(脱北者同志会 イ・ヘヨン事務局長)
今回、北朝鮮に向けて飛ばされたチョコパイはおよそ3000個。脱北者団体では、「旧正月を迎える北朝鮮の人々が食べてくれればうれしい」と話しています。





