自ら飲酒し検知紙捏造か、警部補を逮捕…大阪府警
虚偽交通切符、容疑は否認
大阪府警泉南署で飲酒運転の取り締まり時、捏造(ねつぞう)したアルコール検出数値で交通切符などが作成された事件で、府警は6日午後、同署交通課警部補・山下清人容疑者(57)を証拠隠滅、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕した。山下容疑者は「一切やっていない」と否認している。使用された測定器は、その場で数値を操作することはできず、府警は、山下容疑者が事前に自ら飲酒し、基準値以上の数値が印字された記録紙を用意していた可能性が高いとみている。
府警監察室の発表では、山下容疑者は昨年9月29日午後1時55分頃、同府泉南市内で、ミニバイクを運転していた60歳代の無職男性に飲酒検問した際、呼気1リットルあたり0・15ミリ・グラムのアルコールが検出されたように数値を捏造し、それに基づいて交通切符や飲酒状況などを記載した書類を作成した疑い。
監察室によると府警の取り締まりマニュアルは、測定器に数値が表示される場面をドライバーに確認してもらい、数値や測定日時が印字された記録紙を示すよう規定。山下容疑者はこの男性の呼気を検知した際、測定器を隠すように男性に背を向けて作業し、記録紙だけを提示したという。
測定器は、数値の改ざんはできないが、日時は自由に設定できる。府警は、山下容疑者が、日時を操作した上で、自分で飲酒するなどして0・15ミリ・グラムの数値が印字された記録紙を用意し、取り締まり時にすり替えて提示した可能性があるとみている。
男性は翌10月、岸和田区検に略式起訴され、罰金を納付。しかし、同区検の調べの中で、書類に記載された飲酒量が、摘発時は「350ミリ・リットルの缶ビール1本」と申告したのに、「500ミリ・リットル」になっていたことが判明。男性が直接、山下容疑者に抗議したが、謝罪だけで放置されたため、11月に改めて泉南署に訴えた。
さらに、この直前、府警に苦情を寄せた別の男性も同様の書類に、「缶ビール1本を2本と記載された」と証言している。
南野伸一・府警監察室長は「犯罪を取り締まる警察官が重大な不正を引き起こし、極めて遺憾。事実調査を徹底し、厳正に対処する」とコメントした。
(2012年3月7日 読売新聞) 問題提起した男性は警察のOBやった。犯人と喫茶店で会ったが、スミマセングと言いよっただけや。 警察OBやなかったら会いもせえへんやろしとぼけよるだけやろの。うん。 身に覚えがなかったら突っ張らなあかんでぇ。うん。