大阪地裁が再審開始決定
2012.3.7 11:50 (1/2ページ)[殺人・殺人未遂]
「放火殺人再審決定」平成7年に東住吉区で発生した保険金殺人事件の再審が決まり、裁判所の前で垂れ幕を示す弁護団ら=7日午前、大阪市北
大阪市東住吉区で平成7年、死亡保険金目当てに自宅に火をつけ、小学6年の長女=当時(11)=を焼死させたとして、現住建造物等放火や殺人など の罪でともに無期懲役刑が確定した母親の青木恵子受刑者(48)と内縁の夫だった朴龍晧(たつひろ)受刑者(46)の再審請求審で、大阪地裁(水島和男裁 判長)は7日、再審を開始する決定を出した。事件発生から17年を経て、2人が無罪となる可能性が高くなった。
確定判決では「ガソリン約7リットルを車庫の床にまき、ライターで放火した」とする朴元被告の捜査段階の自白調書が有罪認定の最大の根拠となった。
これに対し再審請求審では、新たに出火元の車庫内に事件当時あったものと同型の風呂釜を使い、2回の再現実験を実施。いずれもガソリン約7リットルをまき切らないうちに風呂釜の種火に引火し、炎上する結果が出た。
このため弁護側は「放火ではなく、車庫に止めていた車のガソリン漏れが原因で自然発火した可能性がより高まった」と主張。一方、検察側は再現実験について「車庫の床の傾斜や通気口、天候などが忠実に再現されていない」とし、請求棄却を求めていた。
2人は捜査段階でいったん自白したが、公判では一貫して無罪を主張。しかし1審大阪地裁はいずれも無期懲役とし、18年に最高裁が上告を棄却して判決が確定した。
確定判決によると、2人は共謀し、7年7月22日夕、自宅車庫にガソリンをまいて放火し、当時入浴中だった長女を焼死させ、保険金1500万円を詐取しようとした。
普通、車からガソリンが漏れるか?w