1.国内スマートフォンユーザー数の現実
日本国内でスマートフォンを使ったサービスを考える際、スマートフォンのユーザー数を正しく理解することは重要なことである。
社団法人電気通信事業者協会(TCA)のデータによると、2011年3月末の携帯端末の契約台数は 1億1,953万5,400台。そのうち、iモード等の携帯IP接続サービスを契約している端末は9,737万6,300台である。
※携帯IP接続サービスとは携帯電話端末によるインターネット等への接続サービスのこと。
では、携帯IP接続サービス数とスマートフォンの販売台数について、キャリア別に見てみていこう。
<NTTドコモ>
- 携帯IP接続サービス :5,023万5,400台
- スマートフォン販売数:252万台(2011年1月から3月に約152万台を販売)※2011年3月期
- 今年度の販売目標 :600万台
<au>
- 携帯IP接続サービス :2,748万9,300台
- スマートフォン販売数:109万台(2011年1月から3月に61万台を販売)※2011年3月期
- 今年度の販売目標 :400万台
<ソフトバンク>
- 携帯IP接続サービス :19,615,400台
- スマートフォン販売数:スマートフォンについては現状、販売台数の開示がない。従ってiPhoneの国内流通台数が推測しにくい。
上記より、2011年3月末時点の日本国内の Android端末台数は、400万台前後(NTTドコモの前年度販売+ソフトバンクの販売を考慮)と推測できる。
仮に各社の販売計画通りに推移すると、2012年3月末時点で累計1,400万台から1,500万台となる(実ユーザー数は買い替えユーザーもあるため、これ以下の数字と予想される)。
つまりどういうことか。2012年3月末時点の Andoroid OSを使っているユーザー数は、まだ携帯電話でインターネットサービスを使うユーザー数の15%以下の割合でしかないということだ。iPhoneユーザーにいたっては、ソフトバンク1社から販売されているため、当然これ以下の数字となるだろう。
確かにスマートフォンの普及率は高くないが
携帯電話によるインターネット接続サービスの利用台数は
1億台に近い。