韓国サムスン、実質的大勝利と喜びもつかの間、全面敗訴
韓国のサムスン電子と米アップルによる特許権侵害訴訟が世界各国で展開されています。
24日韓国中央地裁ではサムスンの一部勝訴となり、アップル側がサムスンの特許2件、サムスン側にはアップルの特許1件を侵害したとして、約270万円の損害賠償。またサムスン側に対してはアップルの特許1件を侵害したとして約170万円の賠償を命じています。
韓国メディアはこぞって「サムスン、世紀の訴訟で事実上の勝利」「サムスン-アップル特許戦、2対1でサムスン勝利」などと報じていたようです。どう見ても痛みわけのようにしか感じないのですが、差し引きで100万円の賠償額がサムスン側に入るので韓国側からすれば大勝利なのでしょう。
ところが、米国連邦地裁の判決では、アップル側の約825億円の損賠が認定され、サムスン側に賠償支払いが命じられています。またサムスン側がアップルの特許を意図的に侵害したとも認定されているため、最終的に下される損害賠償額は、その3倍になる可能性もあるようです。
つまり、アップル側の損害賠償額が825億円のままだとしても、韓国での裁判で得られることになった賠償金100万円の8万2500倍の損賠賠償を支払うことになります。
韓国メディアに倣えば「実質的な大勝利」直後の「歴史的全面敗訴」といったところでしょうか。
韓国メディアも米国での裁判を控えているのが分かっていたわけですから、報道の仕方ももう少しやり方もあるのではないか?感じずには得られません。
ちなみに、今月31日はサムスンとアップルの特許侵害訴訟について、日本で中間判決が下される見通しです。さらに日本、英国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、オーストラリアでも係争中であることから、今回、両企業の本社のない日本の判決次第で、最終的にサムスンが支払う損害賠償は1000億円、下手すると2000億円近くなるかもしれません。
「実質的な大勝利」の後に続く韓国メディアの報道が気になって仕方ありません。(情報提供:株式会社アイリンクインベストメント)
ソース元:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0827&f=business_0827_160.shtml
次は日本で、中間判決らしい。