「非常に懸念される」 米国務省報道官、中国に安全確保促す
2012.8.28 07:35 [日中関係]米国務省のヌランド報道官は27日の定例記者会見で、丹羽宇一郎駐中国大使が乗った公用車が北京市で、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる反日行動とみられる襲撃に遭ったことに関し「事実だとすれば非常に懸念される」と述べた。
受け入れ国による外交官や外国公館の保護を定めたウィーン条約を念頭に、丹羽氏には「外交官としての地位がある」と言及、中国側に丹羽氏の安全確保を促し た。ヌランド氏によると、尖閣諸島の問題について米政府は日中両政府と定期的に接触し、平和的な取り組みを要請するなど、事態を注視しているという。
同氏は、日本政府が「国有化」を急ぐ一方で、中国での反日抗議デモが活発化するなど、日中間で緊張が高まっていることにも懸念を表明。尖閣諸島の領有権に関しては「特定の立場を取らない」との米政府の従来の考えを繰り返した。(共同)
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