http://news.hankooki.com/lpage/opinion/201208/h2012082621081584900.htm
韓国日報(韓国語) 2012.8.26
日本の情報通信(IT)産業がガラパゴス症候群を病んでいるとよく言われる。外来種の流入が無く免疫力が弱くなって絶滅危機に瀕したガラパゴス島の動物のように、日本が自分だけの標準に固執して世界市場で孤立する現象を意味する。
李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト、日本名:竹島)訪問、香港活動家らの尖閣諸島(中国名:釣魚島)上陸など光復節前後に起きた一連の事件と関連した日本政治家たちの対応を見ながら日本人は歴史認識までガラパゴス化していると感じた。
次期総理候補と議論される橋下徹大阪市長は「(日本軍)慰安婦が(日本)軍に暴行、脅迫にあって引きずられて行ったという証拠があるなら韓国が出しなさい」とした。日本政府次元で誤りを認めた河野談話に対しても「曖昧な表現で韓日関係を悪化させた元凶」と非難した。しかし、慰安婦おばあさんらの生き生きとした証言があふれるのを見れば、「証拠を出せ」という橋本の要求は自分の防御のためのごり押し主張に過ぎない。日本が最も近い友邦だと強調する米国で慰安婦決議案が作られヒラリー・クリントン国務長官が「強要された性的奴隷」という表現を使った点でも橋下の歴史認識は時代錯誤だ。
親韓派で知られた前原誠司民主党政調会長は「天皇(日王)は国家元首」と発言した。日本帝国憲法は日王を国家元首と規定したが、現行日本憲法上、日王は象徴だけの存在という事実を忘れたのだ。
野田佳彦の歴史認識もあまり異ならない。彼は24日行った緊急記者会見で歴史認識の脈絡でなく国際社会の法と正義に照らして独島問題の結論を出そうとしながら国際司法裁判所提訴をもう一度強調した。一瞬それらしく聞こえるかも知れないが、これは日本軍慰安婦問題を独島と関連させないという立場を遠回しに表現したに過ぎない。
昨年12月、京都で開かれた韓日首脳会談でイ・ミョンバク大統領は慰安婦問題の積極的な解決を日本に要求したが野田総理は1965年の韓日請求権協定で慰安婦問題は解決済みという既存の立場を繰り返すに終わった。野田総理はイ大統領の日王謝罪要求に「かえってイ大統領が発言を撤回し謝罪しなければならない」と声を高めたが慰安婦問題については口を閉ざした。
現在の日本政治は40-50代が主導しているが、彼らは過去、日本が隣国を侵略して苦痛を与えた事実を知らない世代に見える。日本は第2次世界大戦を起こした戦犯国家中、唯一責任者を処罰しなかった国で関連歴史教育もしなかった。このために日本人たちは自らを広島と長崎原爆投下と敗戦の被害者と考える認識が強い。そのため、彼らは毎年8月に原爆投下の被害をあげて平和を強調する特集放送をぞろぞろ送りだす。
反面、先祖が韓国、中国など隣国にいかなる蛮行を犯したのかには全く関心がない。日本が過去、周辺国家を侵略しなかったら独島や尖閣問題をめぐり韓国と中国が今のように激しい反応を見せはしなかっただろう。戦争被害者の痛みは数十年いや数百年が流れても簡単には治らない。それだけ苦痛が深い。外交的修辞ではない真心のこもった反省と教育を通じて周辺国家との過去の問題をすっきりと整理しない以上、日本はこれから数十年いや数百年が流れても周辺国家の感情を理解できないまま孤立するしかないだろう。
英国BBCの好感度調査
日韓の比較。

日本は好感度世界1位、韓国は下から6番目に好感度が低い国
アフリカ、インドより好感度が低い