海上からの尖閣諸島現地調査に今夜出発 東京都
2012.9.1 17:37
東京都の尖閣諸島現地調査団が乗り込む海難救助船「航洋丸」には魚群探知機などの機材が搬入された=1日午前、石垣港(酒井潤撮影)
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画を進めている東京都の調査団が1日夜、現地調査のために石垣港から同諸島に向けて出港する。2日早朝に周辺に到達し、船上から魚釣島の調査を開始、北小島、南小島も調査した上で同日深夜、石垣港に帰港する。
都の調査団は海洋政策が専門で、都の専門委員を務める山田吉彦・東海大教授ら専門家2人と不動産鑑定士、都職員など計25人で構成。海難救助船「航洋丸」 (2474トン)で同諸島近くに向かい、搭載している小型船とゴムボートを降ろして、約9時間かけて、島を詳しく調査する。
担当者は「できるだけ島に肉薄したい」としており、平らな土地がどれぐらいあるかなどの不動産調査のほか、海水や大気などの環境調査、着岸施設をつくるための適地を探り、沿岸部の水深などを確認する。
調査をめぐって、都は島への上陸許可を政府に申請したが、政府は「平穏かつ安定的な維持・管理」を理由に認めなかった。石原慎太郎知事は「理由にならない理由。判断は到底理解できない」と反発。石原知事は10月にも陣頭指揮をとって、上陸調査を行う考えを示している。
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