ロシアで「韓国主導の統一は国益にプラス」との声高まる
- 2012年10月29日09時05分
先日開催されたロシアの有力シンクタンク主催のセミナーで、ロシアの政治家や著名な学者たちの間から「韓国主導の韓半島(朝鮮半島)統一はロシアの国益と一致する」という趣旨の声が次々と上がり、またロシアのメディアもこれを重点的に報じている。
ロシア政府のシンクタンク「国家エネルギー安保財団」は23日、モスクワで「ロシアのアジア戦略の一部としてのロ韓協力」をテーマとするセミナーを開催し た。この席でロシア連邦上院のルスリン・ガタロフ議員は「韓半島で統一を成し遂げようとするソウル(韓国)の熱望は非常に良い兆候だ。ロシア連邦と連邦議 会はこの(統一に向けた)プロセスに確実に貢献できるだろう」と述べた。これはロシアのリアノーボスチ通信が報じた。
モス クワ国立国際関係大学(MGIMO)のドミトリー・ラビン教授は「ロシアが野心を持って進めている極東・シベリア開発の重要な課題は、閉鎖的かつ信頼性の 低い現在の北朝鮮政権が今後も維持されれば、成功が難しいという点だ」「韓国主導の統一は、ロシア極東とシベリア開発を本格的に進める足掛かりになる」と 語った。
ロシア国営新聞のロシスカヤ・ガジェタは24日付で、上記のセミナーを主催した国家エネルギー安保財団のコンスタ ンチン・シモノフ所長の寄稿を掲載した。『南北の統合によるわれわれの東方特急』と題されたこの記事の中でシモノフ所長は「韓半島の政治リスクは除去され なければならない。これは南北を統合させることで可能となり、ロシアはこれを十分に受け入れることができる」と主張した。
このセミナーに韓国を代表して出席した国立外交院の尹徳敏(ユン・ドクミン)教授は「ロシア側の出席者たちは北朝鮮の不確実性について『プーチン大統領に よる極東開発の障害になる』と考えていた。そのため『不確実な北朝鮮よりも韓国中心の統一の方が良い』という声が、このような公の席で次々と出ていた」と 述べた。
ロシアで韓国中心の統一を期待する声は、昨年後半から目立ち始めた。その代表的なものが、昨年11月に公表されたロシア国立世界経済国際関係研究所(IMEMO)の特別報告書だった。
この報告書は北朝鮮の崩壊を既成事実化した上で、韓国主導の統一韓国について「アジア太平洋地域でのロシアの立場に前向きな影響を及ぼすだろう」と予想し た。また韓半島情勢が安定することのプラスの影響として「ロシアは極東での外交力を高めることができ、また地域協力の拡大にもプラスになる確かなパート ナーを手に入れることができる」などの期待が込められていた。
故・金日成(キム・イルソン)主席がスターリンの政治的な養 子だった点や、ロシアが北朝鮮政府の誕生を後押しした事実、また北朝鮮とロシアが60年以上にわたり共生に近い関係を維持してきた過去のいきさつなどを考 慮すると、これらの声が出ることは非常に異例といえる。「韓国主導の韓半島統一」という言葉がロシア政府当局者の口から出たわけではないが、ロシア政府の 周辺で北朝鮮について極度に憂慮する声が出始めているのは確かだ。
その背景について、ある外交筋は「ロシア国内で非核化に消極的な北朝鮮に対する失望の声が出ていることと、ロシアの発展に北朝鮮政権が障害になるとの認識が広まっていることのため」と述べた。
韓国政府の関係者は「数十年にわたりロシアが北朝鮮と結んできた関係を考えると、ロシアで韓国主導の統一を後押しする声が出ているのは非常に良いことだ。この声がロシアによる今後の韓半島政策にどのような形で表れるか、注意深く見守らなければならない」と語った。
北は完全に中国派だからなw ロシアとしては、このままアメリカに主導権
を簡単に渡したくないという牽制もあるかなww
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