ポーランド地質調査所(PIG)が21日に同国シェールガス(油分を含む頁岩層か ら採取される天然ガス)の可採埋蔵量を3500億-7700億立方メートルと、従来推定値の10分の1まで引き下げたにもかかわらず、国内外のエネルギー 企業はそれでも膨大な埋蔵量に変わりはないとしてシェールガス開発に意欲を見せている。ワルシャワ・ビジネス・ジャーナル(電子版)が23日に伝えた。
PIGが推定値を発表する前は、米EIA(エネルギー情報局)が昨年4月に同国のシェールガスの可採埋蔵量を5兆3000億立方メートルと発表していた が、それに比べると10分の1程度に縮小している。大手信用格付け会社フィッチ・レーティングスはPIGの発表に失望感を示した。
しかし、ポーランドの現在の天然ガス年間消費量は140億立方メートルなので、PIGの推定値でも25-55年間は国内消費をまかなえる。このため、英 石油・ガス探鉱会社スリー・レッグス・リソーシズ傘下のレーン・エナジー・ポーランドは、国内外のエネルギー企業にとって、PIGが推定した可採埋蔵量は 膨大な量には変わりなく、ポーランドのシェールガスは開発に値すると指摘している。
また、ポーランド国営ガス大手PGNiGも、PIGの推定値でもポーランドは天然ガスの生産を大幅に引き上げることが可能で、同社にとってもシェールガス開発は優先課題であることに変わりはないとした。
http://www.emeye.jp/disp/OEE/2012/0326/stockname_0326_018/0/
ポーランド国営企業5社、シェールガス探査・掘削に投資へ
[ワルシャワ 4日 ロイター] ポーランドの国営ガス会社PGNiGPGNI.WAを含む国営企業5社は4日、シェールガスの探査調査と掘削に、総額17億ズロチ(5億1050万ドル)を投資することで合意した。
ポーランドは石炭、およびコストの高いロシア産ガスへの依存度を下げるためシェールガス探査プロジェクトを進めているが、前月、米エネルギー大手エクソンモービルが採算が取れないとして同プロジェクトから撤退。これを受け、ポーランドの国営会社に対する資金拠出圧力が高まっていた。
ブザノフスキ国有財産相は「連携しない限り、こうした複雑な投資事業は成功しない」と述べた。
国営会社5社の企業連合を率いるのはPGNiG。同社は2016年にも生産を開始したいとしている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTJE86300D20120704

世界のシェールガス分布
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