カリブ海の米自治領プエルトリコで「51番目」の州昇格案が問われた住民投票は7日、開票の結果、賛成が過半数を上回り同案は成立した。
CNNによると、結果は二者択一の「地位変更」が「現状維持」を上回り50%超を獲得。変更選択肢の「1:州昇格」「2:自治権拡大」「3:独立」のうち州昇格が60%超を得票した。
プエルトリコ住民は米国籍を持ち、アメリカ本土を自由に往来できるが、大統領選の投票権を持たないなどの差別解消が模索されてきた。しかし、1967年以降、過去3回の投票ではいずれも「地位変更」は否決されていた。
再選を果たしたオバマ大統領は昨年6月にプエルトリコを公式訪問した際、「明白な決定を行ったなら、私の政権はあなた方を支持する」と強調。連邦議会の承認を経て新たな州が誕生すれば、1959年のアラスカ、ハワイ両州以来、約半世紀ぶりとなるが、議会の動向は不透明で今後曲折も予想される。