


以下の引用は内容が無いからとばしてもらって結構です。
もしも西海岸原油流出のような大規模汚染事故が京釜運河で発生したら…
祝福か、あるいは災いか。国運隆盛の手段か、国民に対する詐欺劇か。賛否をめぐる論争が白熱している。まさに京釜運河事業に関する話である。第17代大統領選挙で李明博候補が投票者の過半数の支持を得て当選した。そのときの選挙の争点は当然「経済」。それほど、国民が困難な状況から抜け出そうともがいているということだ。国内総生産(GDP)成長率7%達成を公約に掲げた李明博氏は一瀉千里で京釜運河事業を加速させた。国民の過半数の支持を得た時点で、京釜運河事業の妥当性と世論はすでに集約されたも同然と考えている。
政権引き継ぎ委員会の李慶淑委員長は京釜運河事業について「国民世論の集約もなしに無理に推し進めるようなことはしない」と述べたが、すでに京釜運河事業は引き継ぎ委員会内で世論集約の段階を超えて「確定」段階である。「李明博氏は大統領任期内に京釜運河事業を終えるという確固たる意志をもっており」、「李明博氏の大統領選挙勝利により、運河論争が事実上終結した」とし、京釜運河事業のための具体的な推進段階に入る模様だ。高らかな占領軍の気勢に、政府内のどの部署からも異論を呈する者がいない。
建設交通部は今年初めの引き継ぎ委員会の報告で、「現行の法律では、大運河事業を推進する場合、環境影響評価と文化財指標調査、その他の行政手続を経ると着工までに3~4年かかるため、任期内の完工は事実上難しい」という意見を開陳した。「朝鮮半島大運河国民検証機構」を速やかに構成する必要性も提起された。しかし、「小鬼の経読み」、すなわち無定見である。今年の総選挙以後、6月の定期国会で特別法を制定し、来年2月に着工するという、ブルドーザー並の強引さでもって序盤で決着を付ける勢いである。
まず概念整理から始めよう。朝鮮半島大運河が何であり、京釜運河がまた何であるか。ひと言で言えば朝鮮半島大運河は韓国の4大河川である漢江、洛東江、錦江、栄山江の水流を連結し、船を走らせようというものであり、漢江と洛東江をつなぐ京釜運河、栄山江と錦江をつなぐ湖南運河、錦江と漢江をつなぐ忠清運河など、南朝鮮側の12区間2,100kmあまりと統一時代の北朝鮮運河5路線の1,000kmあまりなど、全体的に17路線、約3,100kmを合わせた概念だ。そのなかで京釜運河はソウルの漢江の金浦大橋から南漢江を経て、連結区間である白頭代幹の鳥嶺地域を越え、洛東江の河口までをいうもので、約550kmあまりになる区間である。京釜運河賛成派は事業費14.1兆ウォンの工事費で4年、李明博氏の任期内に事業を完了させることができると述べている。「過去10年あまりの間に、国内外の学者約100人が10年間かけて技術的検討を終えた」という。
賛成派にとって14兆1,000億ウォンの工事費と4年という工事期間の短さはとくに問題にならない。漢江と洛東江の全区間で採取可能な骨材8億立方mをもって工事費の50%を充当し、残りの工事費50%は民資誘致を通じて解決するため、政府予算は一銭もかからないという。こればかりではない。京釜運河建設に伴う国家経済波及効果、雇用創出効果、空間改善効果などを検討すると、これは100円の投資で230円の利益を残す「黄金の卵を産むダチョウ」事業である。工事は全国同時多発的に着工すれば、4年あれば十分だという。釜山~ソウル間の物動量の80%を京釜運河が吸収できるという科学的自信感の根拠は果たして証明可能な事実なのか。運河が道路やダムよりも環境に優しい交通手段なのか。運河が環境を保護し、水質を改善し、洪水を予防できるという無限の楽観論は具体的に実現可能なのか。
河川の浚渫が川底の腐った土砂と汚染物質をかきだすため、川を保護するよい方法であるとか、運河を運営する船舶のスクリューにより河川に酸素を十分に供給するため、気候変化時代にふさわしいという話はさておこう。木を見て森を見ない、微細な事実を普遍的事実とする、環境のイロハも知らない話だ。2007年12月、バリの気候変動枠組み条約の締約国会議で韓国政府は地球温暖化に対処する方法として原子力の活用を提案し、国際的に恥をさらしたと思ったら、挙句の果てには李明博陣営は運河を提案した。二酸化炭素の排出量を削減させるための国家的努力、すなわち産業部門のエネルギー効率の向上や、産業構造の転換はどこで提言するのだろうか。
運河は、川ではない地域を船が行き来できるように人工的に作った空間であり、川とは異なり水流が停滞し、流れのない空間である。水流をふさぎ、河川上流に一定の水位を維持させるための設置物である堰、堰の上下流間に水位を調節し、船舶を通過させるための閘門(こうもん)、そして運河を利用する船の貨物を船積みできるターミナルなどの付帯施設が必要である。運河に4段のコンテナを載せた貨物船が通過するために、全区間の平均水深は6m、高さは11mを超えねばならない。河川の浚渫と橋梁の撤去、水中堰とダム建設は必須であり、水没する文化財も数千億ウォンに上る。李明博秘書室のチュ・ブギル政策企画チーム長は「既存の橋梁を撤去し、再開設すべき橋梁は全部で11に過ぎない」と主張するが、民主労働党の資料によると、事業区間全体の橋梁「115カ所のうち90カ所(78%)を再工事」しなければならないという。さらに「維持管理費、橋梁撤去・再建設費、取水場移転費などの抜け落ちた項目を含めると、40~50兆ウォンは注ぎ込まなければならないところ」である。まず漢江の出発地点である金浦大橋が過去の歴史となり、指定文化財72カ所と埋蔵文化財177カ所は歴史教科書から消える運命である。
専門家の分析をみてみよう。漢陽大学経済金融学部のホン・ジョンホ教授は「京釜運河建設の経済的妥当性についての批判的検討」という主題の研究報告で、物動量、骨材、産業波及、雇用創出、財源調達、観光効果、所用費用などの8分野をポイントごとに分析した後、京釜運河建設は経済性が全くないという費用便益分析の結果を明らかにした。これによると、京釜運河は10段階の運送手続によりソウル~釜山間の運送時間が100時間程度であると予測される。京釜運河のベンチマーキングの対照とされているドイツのマイン-ドナウ運河の場合、全長171kmを貨物船が行き来するのに24時間かかる。550kmの京釜運河の場合、上記の通りに計算すると丸3日、さらに複雑な運送手続を勘案すると少なくとも100時間は優にかかる。一言でいうと、「早く、手軽に運ぶ時世」に「のろく、煩雑に運ぶ運河」を誰が利用するのかということだ。速度競争、無限競争を最高善として信奉する李明博氏は時間を重視する早い産業基盤において4~5日じっと待つ余裕があるのだろうか。
したがって、京釜、すなわちソウル~釜山間の物動量の80%が京釜運河を通じて消化されるだろうという賛成派の予測は実現可能性がほとんどない計画である。骨材部門もやはり、韓国の骨材の年間需要量が5,000万立方mだが、約16年分以上の砂の需要に匹敵する8億立方mの砂をどのように供給するのか。このことについての疑問と費用下落問題を検討しなければならない。崇実大学校のパク・チャンス教授は京釜運河事業による雇用創出効果として30万人、または52万人を主張するが、マイン-ドナウ運河の場合、施設維持に必要な雇用人員は380人に過ぎない。残りの数十万人の人力は京釜運河建設のための単純労働、非正規雇用に転落させるのか。3,000万人が飲む水に関する論争のポイントにおいては慎重に慎重を重ねなければならない。飲料水の87%に当たる河川と湖沼水路、4大河川を直接的な飲料水の水源として利用する韓国の現実を正確に検討しなければならない。外国の事例からわかるように、飲料水の水源には運河を建設しないことが絶対普遍の定説である。万が一、西海岸の原油流出のような大規模汚染事故が京釜運河で発生したら…。
民資誘致の結果、建設会社が被る損失と超過工事費はそっくりそのまま国民の懐から支出しなければならないだろう。建設会社は経済性がない事業には絶対に飛び込んだりしない。建設資本が数兆ウォンを投資し、資金を残せることができるか。需要量の予測が混同する状況では、いったんは「観望」段階である。問題は40~50兆ウォン規模で雪だるま式に膨らむ事業費を、賛成派はどのように補充するのか。京釜高速鉄道は事業費が1989年の5兆8,400億ウォンから1997年には17兆6,294億ウォンへ、仁川国際空港の建設事業費は3兆4,165億ウォンから5兆7,019億ウォンへと、初期算定事業費に比べて2~4倍近く暴騰した。京釜運河によって増えた工事費を政府が補助するとなると、結局国民の血税ではないか。「運河を必ず造る」ことを選択するのは京釜運河の予定地周辺の開発権を建設会社に与えるということだ。呆れるしかない。
漢江、洛東江、錦江、栄山江は命の源泉である。空気、土、火がなくては生きていけないように、水は生存の必須条件である。今までに提出された河川関連状態報告書だけでも、賛成派が京釜運河の妥当性を検討してきた10年間の分量を上回る。今年の11月、慶尚南道では湿地と水鳥生息地を保護するためのラムサール当事国総会が開催される。環境オリンピックという別名にふさわしく、全世界の環境、湿地の祭典である。我々はすでに万頃江、東津江のセマングム干潟を失った。京釜高速鉄道により千聖山の高層湿地とチョウセンオオサンショウウオが危機にある。西南海岸開発特別法が通過し、沿岸地域の各自治体は各種埋立計画を立て、いつ衰退に向かうか分からない造船所の誘致に血眼になっている。京釜運河、朝鮮半島大運河で環境部と自治体で推進中である40兆ウォンの水質改善費用と国民の犠牲が水泡に帰する最悪のシナリオがうごめいている。運河の国ドイツのハウフ前交通部長官は「運河はバベルの塔以後、人類が冒したもっとも愚かな事業」だと警告した。京釜運河は国民と大自然の命運がかかった、何度も何度も検討すべき事業である。虚心坦懐に白紙化し、再検討すべき時である。
李も本気で言った訳じゃないだろうw
韓国人のいつもの「俺はこんなに大きなことが言える大人物だ!
内容を真剣に精査するなんて、小人物だ!ってことでしょう?
ところで、李の全財産寄付とかいうのはどうなった?
まさか、就任前より、地位を利用して親族の私腹肥やしてないだろうな?・・・・