イスラエル、予備役の招集人数拡大 地上侵攻の準備進む
2012.11.17 09:51【カイロ=大内清】イスラエルからの報道によると、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区への大規模な攻撃を実施し ているイスラエルのネタニヤフ内閣は16日、軍が招集できる予備役兵の数を3万人から最大7万5千人に引き上げることを承認した。
イスラエル軍はまた、16日夜までに、ガザにつながるすべての主要道路を封鎖し、民間車両の通行を原則として禁止。同軍がガザへの地上侵攻の準備を進めていると伝えられる中、緊張がいっそう高まっている。
イスラエル軍によるガザ空爆は同日夜も続き、フランス通信(AFP)は、14日の攻撃開始からのガザでの死者が29人に達したと報じた。
これに対しハマスなどガザを拠点とする武装勢力も、イスラエル各地へのロケット弾攻撃を継続。16日夕には、イスラエルが首都と主張するエルサレム郊外のヨルダン川西岸にも少なくとも1発が着弾した。
ユダヤ教やイスラム教、キリスト教の聖地が集まるエルサレム周辺がガザからの攻撃対象となったのは初めてで、イスラエル側は、ハマスなどを軍事面で無力化するための攻勢をさらに強化する可能性が高い。