韓国、サムライ債市場復帰 竹島騒動以来 現代系が280億円調達
2012.11.9 05:00
韓国最大の自動車メーカー、現代自動車の金融部門がサムライ債を発行した。島根県の竹島をめぐり日韓両国間の緊張が8月にあらためて高まって以来で初の韓国勢起債となる。
ブルームバーグのデータによれば、ブルームバーグとバンク・オブ・アメリカ(現代キャピタル・サービシズは7日、2銘柄のサムライ債で280億円を調達した。2年債の利回りは0.87%となった。 BOA)メリルリンチのデータによると、同年限の日本企業の社債は平均0.48%、世界の社債は1.46%。
韓国の李明博大統領が8月10日、同国大統領として初めて竹島を訪問して以来、韓国勢によるサムライ債の発行は途絶えていた。7月には過去最高の1097 億円を発行していた。韓国の格付けが8月以降に大手格付け会社3社すべてで引き上げられた一方で、シャープとパナソニックは格下げされており、日本の投資 家は韓国勢による一段の発行を歓迎する可能性がある。
野村証券の梶恭子クレジットアナリストは「国内電機セクターの社債を売らなければな らない投資家がスプレッドをどこで稼ぐかとなったときに、韓国の発行体のサムライ債が安心と考えているようだ」と述べた。投資家は両国間の緊張を懸念はし ているが、サムライ債スプレッドには影響が出ていないと付け加えた。
現代は80億円の2年債と200億円の2014年5月償還債を発行。それぞれ上乗せ利回りは0.55%と0.45%だった。
梶氏は「ソブリンの格上げで、政府系発行体のサムライ債に買いが進んだ。相対的に韓国の発行体のサムライ債への安心感が増している」と語った。(ブルームバーグ Yusuke Miyazawa)
280億円で賠償金賄えるのかな?(笑)
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