2012年11月14日からイスラエルとパレスチナ間では爆弾が飛び交う戦闘状態となった。その瞬間、国を裏切る人間は国民全員に「実害」を与える危険な人間となった。
私利私欲で国を売る人間がひとりいるだけで、情報が敵に漏れ、その情報によって爆撃が行われる。
実際、そんな国を売る裏切り者たちによって、ハマス軍事部門トップのアハメド・ジャバリ司令官も空爆で死亡した可能性が高い。
さらにそのあと、イスラエル海軍は海からもハマスの軍事施設を攻撃している。なぜ、イスラエルがハマスの軍事部門トップの居場所を正確に知って「空爆」で殺害することができたのか。
それは、言うまでもなく「裏切り者」がいたからだ。
ハマスの拠点がどこにあって、重要人物がどこにいるのか、金で国を売っていた人間がいたのである。
そのせいで、ハマスは激しいダメージを受けた。たったひとりの裏切りが、組織全体を危険なものにして、かつ国家全体を破滅的なものにする。
どこの国でも国を売り飛ばす人間は処刑される
国を売り飛ばすクズのような人間によって、国家全体が激しく毀損する。戦闘状態になれば、国を金で売り飛ばした人間の情報で、実際に多くの人が死んでいき、血の涙を流す。
抽象的な意味で死ぬとか、裏切られて心が死ぬとか、そんなレベルではない。
本当に裏切り者の情報によって爆弾が投下されて、建物が破壊され、自分の友人や、父や、母や、子供たちが死んでいく。
国を裏切った人間たちによって、身近な人間が血まみれになって死んでいく。イスラエル・パレスチナ間で起きた闘争は、そのような内情があった。
法治国家では、処刑はしない。金で国を売り飛ばすような人間は「国家反逆罪」で逮捕・死刑にする。
しかし、法律が機能しない国、あるいは今のパレスチナのように非常事態にある国では、何としてでも裏切り者を見つけ出して処刑しなければならない。国を守るために、一刻の猶予もないからだ。
ガザでは、ハイテク機器、撮影機器を使ってイスラエルと交信して情報を送っていた「裏切り者」6人が見つけられ、現場で殺されたあと、見せしめのために街中に死体が引きずられた。
なぜそれが必要だったのか。
もちろん、他にも裏切り者がいるからだ。これによって「スパイはこのような運命になるのだ」という強いメッセージを放ち、国を売らないように警告した。
すでにイスラエルの空爆によって女性や子供を含む100名以上の人たちが犠牲になっている。
裏切り者の処刑とまだいる裏切り者への牽制のためにはそうするしかないとハマスは考えている。
裏切り者は処刑するのは、一種の正当防衛でもある
平和な国で生きて、平和に暮らしている人たちから見ると、「国を売った人間を処刑」だとか「裏切り者を死刑にする」というのは、とても残虐で人間的ではないと思う。
誰でも人がそんな簡単に殺される社会が良いとは思わないし、暴力が吹き荒れるような時代になって欲しくない。
しかし、平和な社会と戦時下にある社会とは常識も感覚も違ってしまう。戦時下で、国を売り飛ばす人間にも「人権がある」と許していれば、どうなるのだろう。
自分が、自分の家族が、自分の仲間が、自分の国が、死んでしまうのだ。事実、パレスチナはそうなってしまった。金が欲しいために国を売った人間たちのせいで、子供たちも大勢死んだ。
放っておけば、もっと被害が拡大する。
だから、いったん戦時下になってしまえば、自分たちが生き延びるために、国を守るために、裏切り者を処刑するのは必然になっていく。そうしなければ、自分たちが死ぬ。きれい事ではやっていけない。
それは一種の正当防衛でもある。
暴力は正当化できないし、誰でも暴力には反対だ。しかし、裏切り者のせいで実害が出てくるのであれば、そうせざるを得ないと考えるのは戦時下ではよくあることだ。
非常事態の国、あるいは戦時下の国では、国家を裏切る人間には生命はないのだ。即時、処刑になる。どこの国でもそうだ。
平和な時代で生き延びることができる「売国奴」は、いったん国が非常事態になると、もう生き残ることはできない。
処刑されるのは当然だし、下手すれば、パレスチナのように、引きずり回されることになっていく。
そうしなければ国が生き延びることができないのであれば、どこの国でも金で国を売り飛ばすような人間は処刑されてしかるべきだと国民は言うだろう。
いったんやって来ると、もうそれは止められない
良し悪しや善悪の感情は別にして、戦時下の状況をよく見てみると、人間社会というのは冷徹な掟で動いていることが見て取れる。
すなわち、暴力の時代になったとき、国を売り飛ばすような人間は殺されてしまうのである。
たかが金のために大事な国を売り飛ばすような人間は殺されても仕方がないと私たちは平和時でも心の中で思うが、これが戦時下になると「心の中で思う」だけでなく、実際に行動に移されるのが恐ろしいところだ。
今後、グローバル経済の崩壊から、ナショナリズムの勃興、そして国と国の対立が増え、戦争や戦乱に巻き込まれる国が一気に増えると言われている。
途轍もない不景気が襲いかかって来たとき、国民の不満は膨れ上がって政府に向かう。
政府はその怒りをそらすために、怒りを周辺国に向けさせる。だから、国と国が対立する。それが戦争を生み出す。
日本は長らく平和だったので、そういった混乱は「遠い国の話だ」と高をくくっていた。
しかし、2012年8月には韓国が国内の失策をそらすために日本の竹島に上陸して国家対立に火を付けた。
9月には尖閣諸島の問題で、中国と国家対立が起きた。中国国内の日本企業は焼き討ちに遭い、店は破壊されて商品が略奪された。
日本も、今後は否応もなく周辺国と対立し、戦争や戦乱に巻き込まれて行くのである。
いずれ、暴力の時代が来る。そうなると、国を売り飛ばす裏切り者は手荒に処刑される可能性もある。
誰も暴力の時代など望んでいない。
しかし、いったんやって来ると、もうそれは止められない。これからいろんな国で、国を売り飛ばす「裏切り者」「売国奴」への暴力制裁が見られるようになるはずだ。
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