# 超音速巡航ミサイル
ブラモス ( ロシア語 : БраМос; 英
語 : BrahMos)、
ロシアとインドによって共同開発されている超音速巡航ミサイル 。
PJ-10 ブラモスはロシアの対艦ミサイル「 ヤーホント 」( NATOコードネーム :SS-N-26)をベースに開発が始められた。
マッハ2 - 3で飛翔し、命中精度も高いという。陸海空、 潜水艦 のいずれからも発射できる。
ブラモスは固体燃料ブースターと液体(推進剤) ラムジェットエンジン で構成。
コンピュータと誘導システムはインドによって設計され、ロシアは推進システムを提供した。
射程は300km、弾頭重量は450kgであるという。
運用は、 Su-30MKI のような 航空機 からも発射可能で、この他、 海軍 艦艇からの運用も検討されている。
それに関連し、
2003年2月12日よりラージプート級駆逐艦のラージプート で発射試験が実施されている。
# P-800「オーニクス」Оникс (縞瑪瑙)、ロシアで開発された超音速 対艦ミサイル である。
輸出型は 「ヤーホント」
Яхонт(宝石)と呼ばれており、一般に
は、こちらの名称の方が知られている。
地上発射型は 「バスチオン」Бастион
(城塞)と呼ばれている。
空対艦型はKh-61と呼ばれている。
アメリカ国防総省は、このミサイルに対し、SS-N-26(艦発射型)/SSC-5(地上発射型)のコード番号を与えた。
オーニクスは、マシノストローイェニェがソ連邦時代に設計した長距離大型対艦ミサイルの「P-700 グラニート」を小型化したような外見で、
エンジンはグラニートと同様に 固体ロケット・ラムジェット統合推進システム(Integrated
Rocket Ramjet、IRR) を採用しており、
旧ソ連海軍では1980年代初頭から使われている推進システムである。
ミサイル本体にはRAM(電波吸収材)が使用されており、被発見率の低下に注意が払われて
いる。
ミサイルは発射されると、固体ロケットで超音速まで加速し、その後、ラムジェットに切り替えるもので、
固体ロケットの推進剤を燃焼させた後の空間が、ラムジェットエンジンとして使われる。
射程は飛行プロファイルによって変化する。
射程は、高度2万メートルの高空をマッハ2.5で飛行し、目標の手前で降下、低空で突入した場合で約300キ
ロ、
低空のみを飛行した場合で120キロとされるが、速度はマッハ1.6に低下する上に空力加熱によって探知される可能性が上がる。
通常、3発1組で運用され、
その場合には「リーダー機」のみがレーダーを作動させ他のミサイルに指示を下す。
またレーダー警戒装置が搭載され、
必要に応じて回避運動も行う。
オーニクスは、対艦攻撃が主任務であるが、この他に地上攻撃も可能とされている。
水上発射型はプロジェクト1234(ナヌチュカIII型)ミサイル艇「ナカト」を改造して搭載され、各種テストが行われた。
水中発射型は1986年から1992年に
かけてプロジェクト670M(チャーリーII型)原子力潜水艦K-452「ベールクト」を改造、
SM-403 VLS(1基の発射筒に3発収納可能、発射筒8基を装備)を搭載して試験が行われた。
航空機からの運用も可能であり、戦闘機 Su-27 の各種発展型や、爆撃機 Tu-22M などが、このミサイルを搭載できる。
対艦ミサイルは
出来るだけ海面すれすれを低く飛んで被発見率を下げなければなりません。
これを「シースキミング」と言い、これが出来るミサイルを「シースキマー」と呼びます。
優秀な対艦ミサイルはシースキマーである必要があります。
しかし高速であればあるほどシースキミングの維持が困難になります。
しかも空気密度の関係で、大気の薄い高空でマッハ3を出せても海面付近ではマッハ1.5付近が限界です。
その上、衝撃波が海面を叩いて発生する水飛沫で発見され易くなったり、空力過熱で赤外線探知されてしまったりと、高速性と隠密性は両立しない場合があります。
Kh-31Aは元は
対レーダーミサイルとして開発されたもので、小型で高速ですがシースキミング能力が低く射程も長くはありません。
XASM-3は逆に
対艦ミサイルが基本で、対レーダーミサイルとしての能力を持つ事になります。
XASM-3は高性能なシースキマーであるものと思われます。
※XASM-3 は、 防衛省技術研究本部 が開発中の、 80式空対艦誘導弾 (ASM-1)と 93式空対艦誘導弾 (ASM-2)の後継となる空対艦ミサイル 。
最大の特徴は推進方式に
固体燃料ロケットブースター とラムジェットエンジンを組み合わせた固体ロケット・ラムジェット統合推進
システム(インテグラル・ロケット・ラムジェット、IRR)を採用したこと、
これによりマッハ 3以上の超音速飛行が可能になり、
敵の迎撃可能時間を減少させることが出来るようになっている。
また、 ステルス性を考慮した弾体形状にすることで被探知性を低下させ、
アクティブ・レーダー・ホーミング
方式と パッシブ・レーダー・ホーミング 方式の複合シーカー方式を採用し ECCM能力を向上させることで、
敵艦艇をより確実に撃破出来るようになっている。
さらに敵艦艇の艦対空ミサイルより長射程化させ敵の射程外から誘導弾を発射できるようにすることで、発射母機の安全性が高まっている。
XASM-3は以下の特徴を有している。
・超高速飛翔による残存性の向上
・高衝撃型貫徹式弾頭(先駆弾頭を配置?)
・耐熱機体構造
・赤外線画像(IIR)+アクティブ/パッシブ・
レーダーの複合シーカーによる誘導
・高度な妨害信号除去で達成されるE/
IRCCM(電子/赤外線妨害排除)能力
・インテグラル・ロケット・ラムエンジン
(ラムジェット+固体ロケット)推進
・ステルス形状により、レーダーでの被探知性の減少
・モジュール化構造による発展性
射程距離はASM-2と同等程度であるが、速度はマッハ3程度を目指していると言われ、また
ASM-1ファミリーでは成し得なかったボディ形状による低 RCS(レーダー有効反射面積)構造を採用している。
(ASM-1ファミリーでは複合材を用いたステルス翼や電波吸収特性を持
つ塗料が採用されている)
飛翔モードは高高度を飛行してハイダイブするパターン、
高高度を飛行して目標手前で超低高度飛行するパターン、
発射から命中まで超低高度を飛行するパターンになると思われる。
仕様
全長:6メートル
最大速力:マッハ5以上
射程距離:80nm(約150km)以上
重量:900kg
動力: インテグラル・ロケット・ラムジェット
誘導方式:慣性/GPS誘導(中間段階)+ アクティブ/パッシブ複合誘導(終末段階)