出稼ぎ労働者2億6千万人 中国
中国国家統計局は27日、「農民工」と呼ばれる農村部から都市部への出稼ぎ労働者が、2012年に前年比で3.9%増え、2億6261万人になったと発表した。全体の66.4%が男性で、平均年齢は37.3歳。
12年末の出稼ぎ労働者の月収は前年末比11.8%増の2290元(約3万7千円)だった。景気減速を背景に月収の上昇率は前年より9.4ポイント鈍化した。http://sankei.jp.msn.com/world/news/130527/chn13052721350009-n1.htm
出稼ぎ労働者が2億6261万人になった、そうです。すごい数ですね。
一般企業は大卒ですら就職難の時代です。この人達はどこで何をして稼いでるんでしょうか。
そう、日本では”堅調なインフラ投資で国内景気を牽引”などとあたかもマシなことのように報じられていた公共事業です。中国政府が成長の柱に掲げる「都市化」と称して「新城」(新規に造成された街のこと)の造営を進めてきたわけです。
しかし食糧確保の為に農地は削れません。必然的に開発は地方政府の主導により奥地に向かうことになります。そこで何が起きたか。
「新城」を作ったのはいいのですが辺鄙すぎるので 何と住む人がいないゴーストタウンになってしまっている、というのです。
人が住んでいないのですから税収が上がりません。投資した分は当然回収できないので不良債権として積み上がります。これまでは外貨の獲得が高い経済成長率を牽引してきたので問題が顕在化しませんでしたが、欧州の不況でそうも行かなくなりました。
もうこの無駄な公共投資に回せる金は底をつくでしょう。
さてそうなると2億6261万人の出稼ぎ労働者はどこへ行くのでしょうね。故郷へ帰っても耕す土地などありません。都市部は環境汚染で土地はあっても人が住めなくなっています。
そういえばこの状況下で労働の自由化が前提となるFTAを中国と締結することに積極的な国があると聞きました。うまく行けばいいですね。^-^