クラゲ大量発生で電力ピンチ 取水口に詰まり出力が低下
2013.07.23
海一面を覆う浮遊物。見た目にもグロテスクなクラゲは、電力10+ 件会社にとって天敵だ。
発電所では発電機を回した蒸気を取水口から取り込んだ海水で冷やし、再利用する。この取水口をブヨブヨの体で目詰まりさせ、
出力低下に追い込むのだ。
例えば、電力供給の予備率3%と全国の電力会社でもっとも低い関西電力10+ 件。
昨夏、大阪湾内で大量発生したクラゲが火力発電所の取水口に押し寄せたため、発電機の出力抑制や停止が例年比5倍の63件発生。
一時、原発1基分に相当する最大120万キロワットが出力低下し、関係者をヒヤリとさせた。
このため、関電では今年4億円を投じ、対クラゲ対策を強化した。
〔1〕クラゲ網の強化〔2〕その網を支えるおもりも大型化〔3〕さらにクラゲを強制的に吸い上げるポンプの設置-。
いずれも、取水口の前に張った防止網からクラゲを侵入させないための措置だ。
網の目は6センチから4センチに細かくし、網に張り付いた大量のクラゲで網がたわんでしまった昨年の教訓からおもりも大型化した。
網に張り付いたクラゲはポンプで強制的に吸い上げる。
万一、網の目をくぐり抜けても、2段階の除去スクリーンでガードする。
相生火力発電所(兵庫県相生市)の護岸沿いの海面には、沸騰しているかのように無数の「泡」がわいている。
クラゲ侵入の防止網に付着したクラゲを海面に浮かせ、ポンプで吸い上げやすくする新兵器だ。
だが、これだけやっても来るモンは来る。昨年より半月早い今年4月29日には南港火力発電所(大阪市住之江区)に初襲来。
以降、先月末までに南港火力と舞鶴火力発電所(京都府舞鶴市)の2発電所で25%以上の出力抑制を余儀なくされた事案が計15件発生した。
先に挙げた関電の予備率3%は、経済産業省が電力の安定供給に最低限必要と定めた数字だ。
9月まで大飯原発(福井県)が継続運転できるためクリアできたが、今夏は夏休み前だというのに早くも猛暑日連発。
これからの冷房需要を考えると「クラゲ阻止に関西の電力10+ 件安定供給がかかっている」(関係者)といっても過言ではない。
このクラゲ、大量発生そのものを抑える有効な手段はなく、どうしても『対処療法』にならざるを得ないという。
関電には昨年、「クラゲからコラーゲンを抽出したいので捨てるのなら送ってほしい」という問い合わせがあったそうだ。
“クラゲ・コスメ”が爆発的な人気にでもなれば、個体減少につながるかも…。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
>「クラゲからコラーゲンを抽出したいので捨てるのなら送ってほしい」
これで良いの?
w
