記事入力 : 2013/09/05 11:31
基礎体力低下した韓国経済、国際競争力25位に後退
ダボス会議で知られるスイスの経済研究機関、
世界経済フォーラム(WEF)が4日発表した今年の国際競争力ランキングで、
韓国は25位となり、昨年(19位)より6ランク後退した。
世界的な金融危機以前の2007年(11位)に比べると14ランク後退し、04年(29位)以来の厳しい評価となった。
昨年8-9月に世界の3大格付け会社であるスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、
ムーディーズ・インベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングスの3社は、
金融危機以降の外部からの衝撃に対する強固な防護壁を築いたとして、
韓国の信用格付けを1段階引き上げた。
最近の新興国の経済不安でも、韓国には外国人の投資資金が流入している。
しかし、それとは裏腹に国家競争力が低下した格好だ。
経済専門家は、韓国に対する正反対の評価が世界的な金融危機以降の韓国経済の変化を正確に反映していると評価した。
韓国経済が外部の衝撃に対する防護壁を築くことには成功したが、
経済構造改革は進まず、低活力・低成長局面に入る兆しを見せているとの指摘だ。
尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)元企画財政部(省に相当)長官は
「外部に表れる信用度だけでなく、経済体質の改善が急がれる状況だ」と指摘した。
■危機防護壁は世界の模範
WEFは韓国の国家競争力を低く評価しながらも、項目別では唯一、
「マクロ経済の安全性」の順位を昨年の10位から9位へと引き上げた。
韓国の信用格付けが上昇した上、政府債務、インフレなどを安定的に管理しているとの理由からだ。
08年の世界的な金融危機で、外国人投資家は韓国経済の短期対外債務の割合が高く、外貨準備高が急速に低下していることを恐れ、マクロ経済不安が到来する可能性が高いと判断した。
そうした不安を払拭(ふっしょく)するため、為替当局は短期対外債務を長期債務に転換するよう努める一方、
外貨準備高を拡充し、外部からの衝撃に対する防護壁を築いた。
その結果、韓国の外貨準備高は08年当時の2400億ドルから今年は3300億ドルまで増えた。
対外債務に占める満期1年未満の短期債務の割合は、08年の52%から今年は29%にまで低下した。
経常収支も1年6カ月連続で黒字となり、ドル資金が持続的に流入する基盤を整えた。
そのため、韓国は「新興国危機の勝者」と評価されている。
■経済体質の改善に遅れ
外部の衝撃に対する防護壁を築くことには成功したが、民間の自生的な成長動力をつくり出すことには失敗し、
韓国経済の基礎体力はかなり低下している状況だ。
家計債務、企業の構造調整、金融産業の競争力強化、教育・福祉改革など経済体質の転換という面では、
これといった成果を上げていない。
LG経済研究院のシン・ミンヨン経済研究室長は「世界的な金融危機以降、
韓国経済の成長は以前の3分の2にまで低下した。
韓国社会全体の収益性が低下すると同時に、投資が低迷し、活力が消えてしまったことが大きな問題だ」と指摘した。
WEFが同日発表した国家競争力ランキングでは、そうした弱点が露呈した。
韓国はマクロ経済の安定性以外のほぼ全ての項目で競争力が低下した。
保健・初等教育(11位→18位)、高等教育・職業訓練(17位→19位)、
商品市場の効率性(29位→33位)、労働市場の効率性(73位→78位)、金融市場の成熟度(71位→81位)といった具合だ。
また、韓国経済は増大する家計債務の問題に有効な解決法を講じることができなかった。
主要先進国が苦痛を伴う負債圧縮(デレバレッジング)を経験したのとは対照的だ。
家計債務の増大は、消費余力を低下させ、結果的に経済の活力を失わせた。
可処分所得に占める家計債務の割合は、08年の125%から昨年には135%に上昇した。
韓国金融研究院の尹暢賢(ユン・チャンヒョン)院長は
「家を持つ中産階級が借金返済に苦しむ中、住宅価格の低下が不安感を増大させている」と分析した。
問題企業に対する思い切った構造調整どころか、
構造調整作業を進める立場にある銀行自身の構造調整も遅々として進んでいない。
低金利環境、企業の不良債権などにより、銀行の第2四半期(4-6月)の業績は低迷しているが、
店舗縮小、行員リストラなどの成果はわずかだ。
産業の生態系で大企業偏重は改善するどころか、ますます深刻化した。
1997年の通貨危機の勝者が大企業だったとすれば、
2008年の金融危機の勝者は大企業の中でもサムスン電子と現代自動車という「二強」だった。
両社の株式時価総額がメーンボードに占める割合は、08年9月の13.9%あら現在は25.7%まで上昇した。
基礎体力が低下したことで、韓国経済は低成長のわなに陥る懸念が高まっている。
今年第2四半期は前期比1.1%の成長を達成し、ひとまずほっとしたが、
韓国経済が年4%台の成長を回復できるかどうかは未知数だ。
昨年の成長率は2%だったが、政府は今年の成長率が2.7%にとどまるとみている。
漢陽大のハ・ジュンギョン教授は
「2年連続の2%台成長となれば、低成長が既に韓国経済に定着したと判断すべきだ。
構造調整で雇用を創出できる経済に生まれ変わらなければ、低成長からの脱出は難しい」と分析した。
方顕哲(パン・ヒョンチョル)記者 , キム・テグン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
何が言いたいのやらwww
まとまらずにぼやいてる感じですねw
債出して、海外から資金集めないといけない状況からして、
推し量れよw