徳之島沖にレアメタル鉱床?
熱水・ガス噴出確認
無人潜水艇のカメラで撮影した熱水噴出孔付近の様子。シンカイヒバリガイが確認された(産業技術総合研究所提供)
産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は9日、鹿児島県徳之島の西約70キロ・メートルの海底に新たな火山活動域を発見し、熱水やガスの噴出を確認したと発表した。
レアメタル(希少金属)を含む鉱床が存在する可能性もあり、採取試料の分析を進めている。
同研究所の荒井晃作研究グループ長らは今年7月20~30日、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の調査船「白嶺」で徳之島周辺の音波探査を実施。直径約500メートルの火口状の地形を発見した。
無人潜水艇のカメラを使って観察したところ、火口の中や周囲の複数の噴出孔から熱水がゆらゆらと立ち上がる様子や、シンカイヒバリガイなどの噴出孔特有の生物が確認できた。
(2013年9月10日17時31分 読売新聞)