史上初、本格的「雪の貯蔵作戦」 ソチ五輪へ懸命な暖冬対策
2013.8.8 10:44 [五輪]
冬季五輪が行われるロシア南部ソチのスキー競技会場近くで、白い断熱シートに覆われ保管されている雪=7日(共同)
半年後に開幕するロシア・ソチ冬季五輪の組織委員会は7日、暖冬に備え今年の降雪を貯蔵する様子を共同通信などに公開した。東京ドームの半分を満 たす計約65万立方メートルの雪が集められ、特殊な断熱シートの下で保管される。これほど本格的な「雪貯蔵作戦」は五輪史上初という。
貯蔵場所はスキー競技などを行う標高1200~2千メートルの斜面。数カ所に分散され高さ10メートル以上に積まれていた。組織委の広報担当者は「解けたのは約10%」で、来年2月の五輪開幕までに「計25%が解けると見積もっている」と話す。
天然雪と解けにくい人工雪を半々に保存。約2億5千万ルーブル(7億3千万円)の巨費がかかり、「五輪でなければできない」(同担当者)という。そして組 織委は「保存雪を使う事態は考えたくない。人工降雪機もあり雪量は心配ない」と言う。だがソチの平野部は冬の大会が冬も氷点下にならない温暖な地。冬の競 技の一部種目が雪不足で中止されたこともある。(共同)
2回連続最悪コンディションの冬季五輪が開催されるようです。