
中破した「ノースカロライナ」

撃沈された「オブライエン」

撃沈された「ワスプ」

炎上する「ワスプ」と魚雷命中の「オブライエン」
1942年、酸素魚雷の長距離駆走により、ガダルカナル戦においてアメリカ戦艦「ノースカロライナ」を撃破した。これは伊号第一九潜水艦が発射した九五式酸素魚雷6本のうち、3本が航空母艦「ワスプ」に命中し撃沈、さらに外れた魚雷が5海里(約9.3km)の長距離を走って偶然射線上に居合わせた戦艦「ノースカロライナ」と駆逐艦「オブライエン」に命中したものである。これにより「ノースカロライナ」は左舷艦首部水線下に幅10m、高さ7mに及ぶ大破口が開き中破した。駆逐艦「オブライエン」は大破し、曳航中に艦体が折れ沈没した。アメリカ海軍はこの攻撃を1隻の潜水艦が達成したと考えず、もう1隻別の潜水艦がいたと推定しており、実際には単独攻撃であることを知ったのは戦後であった。潜水艦搭載用の九五式魚雷は直径が53cmであり、日本海軍水上艦艇が搭載する九三式魚雷に比較すれば小型で威力は小さいが、実質的には列強の水上艦艇搭載用魚雷と同等以上の性能を有していた。
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