記事入力 : 2013/09/20 06:03
世界の壁を実感する韓国タイヤ業界
錦湖タイヤ、1000億ウォン投じ器興中央研究所オープン
韓国タイヤは大田・大徳研究団地に研究所建設中
世界3大メーカーとの格差縮まらず
韓国メーカー、トップ圏浮上には高性能タイヤが不可欠
韓国で1、2位を争うタイヤメーカーがこぞって研究開発(R&D)のための投資を拡大している。
販売高基準で韓国タイヤは昨年世界7位、錦湖タイヤは同11位にまでのし上がってきたものの、
トップ圏浮上を前に高い技術の壁を実感しているのだ。
錦湖タイヤは2日、京畿道竜仁市器興区に最先端の中央研究所を新たにオープンした。
器興には、現代自動車グループの環境配慮型自動車研究所やルノーサムスンの中央研究所など
韓国の完成車を開発するための重要機関が密集している。
錦湖タイヤは、光州広域市に位置する光州研究所に走行テストなどの一部の機能だけを残し、
器興に3万4873平方メートル規模の敷地を準備、最先端素材や超高性能タイヤの開発を一手に担わせる計画だ。
来年には世界5位を目標としている韓国タイヤも、
大徳研究団地(大田市)の9万9000平方メートルの敷地に2500億ウォン(約226億円)を投入し、
最先端の研究施設を建設している。これまで1992年に大徳に建設された中央研究所を運営してきたが、
2015年をめどに新たな研究所が完成する見込みだ。
これに伴い、研究規模を現在の2倍に拡大し、世界5位以内に食い込みたい考えだ。
■高級タイヤの研究競争が活発に
錦湖タイヤは、器興中央研究所の建設に1000億ウォン(約90億円)を投入した。
スーパーコンピューターや物理化学試験設備、タイヤ震動・騒音実験設備などを備え、
単価が高い高性能タイヤの開発に集中する計画だ。
国内の研究人材も現在の600人から2017年には1000人水準にまで増やしていく。
錦湖タイヤのキム・チャンギュ社長は「競争力は結局のところ、
精密な技術を施した製品を開発する能力があるかどうかに懸かっている。
生産設備はいくらでも拡張できるが、製品の競争力を引き上げるR&D投資が何よりも重要だと判断した」と説明する。
韓国タイヤは、15年に完成する大徳研究所を研究機能だけではなく、
会社のブランドを代表するシンボルとして企画している。
世界的な建築家、ノーマン・フォスター氏が設立した「フォスター・アンド・パートナーズ」に設計を依頼し、
オートメーションのタイヤ保存システムをはじめとする7階建ての先端施設として設計している。
研究人材も現在の800人から1600人にまで増やす。
昨年の売上高基準で世界23位になったネクセンタイヤも、
2018年には世界10位圏内に進入することを目標にR&D人材の拡充を急いでいる。
現在研究人材は350人程度だが、来年には400人にまで増やす計画だ。
昨年450億ウォン(約40億円)だったR&Dの投資額も、今年は600億ウォン(約54億円)と33%増加した。
■「量より質」でトップ圏を追撃
タイヤ業界は、世界的にも順位の変動が少ない業界として有名だ。
ブリヂストン、ミシュラン、グッドイヤーという創立から80-120年もたった3大メーカーが、1-3位を占める歴史が今も続いている。
日本、米国、ドイツのメーカーが三つどもえの競争を演じる自動車業界とは対照的だ。
こうした中、韓国の錦湖タイヤが10位圏内に進入したことは、業界の勢力図を書き換える大波乱と受け止められている。
しかし、これはあくまでも売上高基準であって、
専門家たちは「依然として韓国のタイヤメーカーは品質と認知度の面で二流、あるいは三流に甘んじており、一流への道のりは長い」と指摘する。
東部証券でアナリストを務めるイム・ウニョン氏は
「ブリヂストンとミシュランの新商品は新車同然の関心を集めるが、韓国製のタイヤはまだそこまでいっていない。
同じような品質であるにもかかわらず、1-3位のメーカーよりも20-25%安く供給しているのが現実だ。
安い新興国用のタイヤだけではなく、技術力に裏打ちされた高性能タイヤに対する積極的な投資が必要な時期」と話した。
金垠廷(キム・ウンジョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
同じような品質であるにもかかわらずww
ウォン安が生んだアダ花にならなければいいねえ・・・・・・
海外に生産拠点移すしか低価格維持できないだろうねえ・・・